蘭と葵
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あらすじ
戦乱の世は終わりを迎えようとしているけれど女たちの戦いは終わらない── 祝言を抜け出し、世のため仕事に生きたいと願う、女忍び・服部蘭と実の母に疎まれ、何者かに命を狙われている、後の徳川家光こと竹千代。後継者争いの陰謀渦巻く江戸城で、出会うはずのなかったふたり。いつしか主従関係以上の気持ちが芽生え…?
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みんなのレビュー
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ヒロインがよく分からない
綺麗な絵に惹かれて購入しました。
ヒロインの蘭が、何をしたいのか、誰を好きなのか、イマイチ良く分かりません。
家光様は芯もしっかりしていて、一途なのに、ヒロインがフラフラしているのが残念です。
故に、このお話は『蘭の波乱万丈な人生』を描いた漫画なのか、それとも『蘭と家光のラブストーリー』を描いた漫画なのか、どちらともつかずで、ピンと来ません。
キャラもストーリー展開も、何だか一昔前の古い漫画という感じがして、私にはあまり合いませんでした。- 5
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4.0
最後が惜しい
『リョウ』の時から大好きな上田先生の作品、また読む事ができて嬉しかったです。
相変わらず登場する男子がカッコイイ!
そして、嬉しかったのは、『月のしっぽ』の続編的な感じだったこと。
『月のしっぽ』で主役だった半蔵様とうさぎの子供達(桜花~蘭)が出ていたことです。
蘭の兄上の半蔵が、『月のしっぽ』に出ていたときの半蔵(蘭の父)にそっくりですごくカッコイイ🖤
年甲斐もなく夜を徹して一気読みしてしまいました。
ただ、ちょっと残念だったな…と思うのは、最後がだいぶ駆け足で終わってしまったこと。
それも良いのでしょうが、私的にはもっとゆっくり、色々なエピソードを描いて欲しかったです。
上田先生は本当に大好きなのですが、今回はそこが残念だったので、★マイナス1としておきます。by SHIDEM- 1
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4.0
家光がヒロイン
この作品は、家光(竹千代)を守る逞しい男気質の蘭と、蘭一筋で一途な女気質の家光の愛のお話です。
蘭にとって家光は守るべき護衛対象というのは一貫しているが、恋愛対象としては意外と移り気で、割と惚れっぽいところがあるな、と気になりました。 一方の家光はひたすら蘭を追い求め続けます。
しかし、蘭が家光との子を流産した時は、子を失う女としての蘭の辛く悲しい気持ちが伝わり、号泣してしまいました…
なので、後に蘭が一厳との間に男の子を授かったことは本当に嬉しいです。自分にも一人息子がいるので、母親になる喜びは良くわかります。
ラストは、家光が再び蘭を思い出しながら倒れる、というシーンですが、その表情が幸せそうなのが、何より救われる思いです。二人の愛は浄化されたように感じました。by ki- 0
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4.0
家光の
実の父や母、弟から疎外された生活を送った竹千代(家光)の幼少期。お福(春日局)が乳母として家光を育てるという実話に、蘭という頼もしくかっこいい女武士が登場。お福が駿府まで家康に会いに行き、竹千代を後継にして頂くようお願いをし、家康もどちらかというと長男が継ぐことを重視していたため、家康を味方につけた竹千代が3代将軍となることが出来たのは、国松に比べても歴史的にも良かったと思っています。
by kuan yin- 0
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3.0
狩野探幽推し(笑)
徳川三代将軍家光とその護衛くのいちの蘭ちゃん。
蘭ちゃんの名前は歴史には出てきませんが、なんだか本当だったらよかったのかなと思いました。
三十台になるまで跡継ぎを作らず春日局を焦らせましたが蘭ちゃんの望みの為に大奥へ行き、しっかりと将軍の努めを果たして。
でも心の中ではずっと蘭ちゃんを思って亡くなる。
とてもよいお話でした!
そして途中出てくる狩野探幽さんが丁度よい変態ぶりでめちゃ面白い。
家光の絵は本当にヘタウマで味のある絵だったそうですね。by きままなアーノルド- 0
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2.0