【ネタバレあり】1122のレビューと感想（8ページ目）

ひとつの問題提起。

設定やキャラクターにあまりリアルさはない。20歳の風俗の男の子に惚れられるなんてあり得ない。だけどひとつの問題提起。どう思う？ってただ問いかけてくる。それをどう捉えるかは読者次第。拒否感を示すひとがいることは分かりきっているが、それでもこれだけ売れたのには理由がある。
誰にも共感はできなかったけど、最後におとやが主人公の実家から帰ろうとしてすぐ戻ってきて「一緒に東京に帰ろう」と言ったシーンが印象的。そういうところだと思う。誰でもない、おとやしかいない。主人公の気持ちに寄り添えるのは、身体の関係で成りたつような相手じゃない。あのシーンは深く共感して涙が出た。
テンポの良さと予想外の展開でどんどん読んでしまう面白さはさすが。

公認の、、、

いちこちゃんの気持ちが色々わかるんだけど、私はもう愛情より義務として一緒にいる感じ。子ども達のことを考えると不仲にするのも別れるのを躊躇してしまう。でも、家計に影響出さないでくれたら別に何してくれてもいい。けど、外で活動するにはお金がかかるのが現実だから、ウチは容認してあげる余裕が無いのが本音。笑

公認不倫かー。どんな感じなんだろ〜と思いながら読んでいましたが、おとやんもいちこちゃんも、お互いを大切にしていてちょっと意外でした。
ちゃんと夫婦として成立してるし、何ならとてもお互いを思い合ってるなーと。
いちこちゃんから夫婦生活を拒んだことでおとやんの公認不倫が始まったけど、月日が経ち、いちこちゃんも気持ちが変わってくるところとか、人間らしくて好きです。
あと、登場人物たちのキャラクターが好き。
ちょっと？って思う人もいるけど、単純に嫌な奴！！って感じの人がいないのも読んでいてストレスが無くよかったなー。

漫画としては面白かったけど、現実に考えたら無理だろうなぁ。
他の人と恋愛しながら家庭も円満にはいかない、そんな器用じゃない

リアルでウィットに富んだ作品

はじめてこちらの作家さんの作品を読ませて頂きましたが、とても面白くて引き込まれる作品です。
リアルな夫婦の問題、大人になった女友達同士のウィットな会話、どれも現実世界である身近なもので、主人公の心の葛藤が今後どういう展開に着地していくのか、とても気になります。
おとやんの相手は、自分に必要な時間と自己肯定しつつ、意外と子供を置いて自由にしているところが、共感しづらかったです。
いちこちゃんに幸せになってほしいなぁ、と期待。
今後の展開が気になります。

SNSで広告流れていて、気になって読み始め…
いちこにも、おとやんにも共感できないけど、こんな考えの人も居るのかもしれないと思って、もやもやしながら読んでます。

最終話まで読み終えました。いちこのお母さんの家族葬が終わって、いちこの実家に1泊してからおとやんがいちこを残して一人で帰る背中を見て、いちこが泣きだす場面で、私も涙が出てきてしまいました。おとやんが振り向いて戻って来てくれた。それが夫婦。でもその言葉に重さを感じる人達は「パートナー」とお互いを呼びますよね。夫婦ってそんなに重いのでしょうか？パートナーだって相手の家族とか友人とか繋がって人間関係だと思うのですが。いちことおとやんは紛れもなく「夫婦」だと思います。

んー、、、

夫婦それぞれ、様々な形があるんだろうけど、私は無理だなぁーと思いながら読み進めています。
結婚生活長くて、旦那にむかつくこともあるけど、他所に女を作って欲しくはないなー。。

夫婦とは

長く夫婦をやっていると、男と女ではなく家族となっていき、恋は愛に、愛はさらに家族愛となって落ち着いていきます。

一方で心ときめく相手がいると人生が豊かになるので、推しは大事と思います。

リアルで推し（恋人）を作るのはリスキーではありますが、それはそれぞれの夫婦のかたち。
納得しているのならそれでいいのです。

しかし子供がいないなら、レスと婚外恋愛を不満に思うなら、踏ん切りつけて次へ行くほうがいいと思ってしまいます。

いろいろ考えさせられる大人の漫画ですね。

おもしろい

登場人物全員に共感できるようなできないような、微妙な心の動きがうまく描かれています。映像化したものも面白かったけど、漫画もとても面白いです！