4.0
しっかり描かれている
かなりリアルな虐待の状況がリアルに描かれていました。作者さんは被害者or現場を知っている方なのかなと思ったり。外からは分かりにくいし、すべての子にあざが付くわけでも無いんですよね。親の方もメンタルが追い詰められている場合が多いし、善悪では簡単に切り捨てられない。皆が住みやすい、暮らしやすい、抱え込まずに済むような体制があればいいですね。どうか全ての親子が、幸せでありますよう。
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かなりリアルな虐待の状況がリアルに描かれていました。作者さんは被害者or現場を知っている方なのかなと思ったり。外からは分かりにくいし、すべての子にあざが付くわけでも無いんですよね。親の方もメンタルが追い詰められている場合が多いし、善悪では簡単に切り捨てられない。皆が住みやすい、暮らしやすい、抱え込まずに済むような体制があればいいですね。どうか全ての親子が、幸せでありますよう。
一貫田さんのような、志高く本気で人に寄り添うことと使命と思い頑張る方も、保健所の中にも居ると思います。
でも、現実は心さけるような哀しい結果をニュースで観る。
アメリカのように、車内に子を残しただけで逮捕されるくらい、厳しい事も必要なのかと感じる、躾と言う名を借りた虐待の末消えてゆく大切な生命。
救えた小さな生命があり過ぎて…
まだ、全部は読んでませんがしっかり読ませて頂きます。
話は思いが、本当に起こりうることがたくさん書いてあります。とくに、出生届を出されず、ダンボールに入れられたままのこども。戸籍のないこどもがまだまだ日本にはたくさんいますよね。平和な国なのに、怖いことがたくさんあるなと思う漫画でした。
主人公は小学生の頃に仲良しの友だちを義父の虐待により亡くしてしまう。
その時の助けてあげられなかった思いから児童福祉司になり、ひとりでも多くの子供を助けたいと思っている。
一話目の親子は良い方向に向かいそうだけど、現実にはなかなか上手く行かないのだろうと思う。
子供の感情を思うと本当に切なくなる。
このマンガで虐待を疑う家庭にどんな風に関わるのが良いのか知りたいと思う。
コロナ禍で人に会えない今。
赤ちゃん、小さい子、ママの生活は、常に追い詰められる気持ちだろうと思います。
泣かない赤ちゃんは居ません。
お母さんは3時間おきに授乳やオムツ替えで寝不足。
夜驚症の赤ちゃんだと、泣き声で近隣への緊張感、お母さんの疲れ、寝不足、旦那さんまで泣き止ませろと敵になり、、、。
もう1人小さい子が居たら、離乳食など作ったり遊んであげるうちに疲労から涙がポロリ。
立ち会い出産も制限され、孤独が増すばかり。
誰でも虐待してしまう、他人事と思ってはダメです。
虐待されている子供を救う児童福祉司の話ではなく、虐待する親の話として読むと漫画の世界だから、と言い切れない。
子育てをしていると、自分の未熟さを思い知ることが多々ある。
人間関係に悩んだこともあったけど、どう接していいのか分からないほど、悩んだことはなかった。
大きな声で怒ってしまったり、時には感情的になってしまったり。
手は出ないにしても、子供を傷つけているかもしれないと自己嫌悪に陥る。
ハッピーエンドで終わったように見えても気持ちは救われなかったし、面白く読める漫画ではなかったけど、読んで良かった。
これからも、何度でも読み直そうと思う。
一気に読んでいます。
親からの暴力。昔は母からのしつけと称して私自身がうけ、
自分の子育てでも子供に手を出したこと(コラ!パチンとか)はあり…
虐待ではない…としても、ほんの隣にその可能性はあるんだと思います。
何かの歯車がひとつ狂ったら…すぐなんだと。
そして、自分でなくても、
見えない近くにもあるんだと思います。
要因は本当にそれぞれだけど、ほんの少しでも、気づけたなら、手助けができたなら、
こういうことは少なくなっていくのでしょうかね。
正直、思い当たってもすぐに通報できるか自信はありません。
でも、このお話を読んでいると、
児童相談所の方々の尽力だけでなく、通報が手がかりなんだと知りました。
そう知るだけでも、いつか何かのためになるのかも。こういう事例を知るだけでも、気づく手がかりにもなるのかも。
最初はこんなひどいことがと信じられない内容でしたが、その後で近くでも何かしらあるのだと本当に知る機会もあり、
決して特別ではないことなんだと心するきっかけになりました。
素晴らしい作品をありがとうございます。
自分も子どもがいて、まれにですが叩いてしまうこともあります。怒鳴ってしまうことはよくあります。でもそれが子供のためにはなっていないことは理解しています。
昔より体罰はなくなったとはいえ、祖父母の年代は体罰容認派が多いように思います。自分もたくさん叩かれて育ちました。話を聞いてもらえず、自分について話すことが苦手です。親の顔色を窺うのは今でも変わりません。
この漫画は犯罪と呼べる内容ばかりで心が痛みます。自分の体験なんて大したことなかったと思えます。読んでいて辛いけど、気になって読んでしまいます。
一貫田さんがんばれ!
きっとこのお話のようにくるしんだり、諦めたりしている子供たちが、世の中には思うよりたくさんいて
一貫田さんたちのような職員さんは手が足りないくらいなのだろう。
そんなこと無いーとは言えない現代。
ひとりでも多く救われる命がありますようにと願うばかりです。
一貫田さんが明るく逞しくて、自分の悲しみをつつみこんで強く信念を持っているところが好きです。
こういうお話は好き嫌いがあるかもですが、いろんな方に読んでもらいたい…と思います。
小児科で働いています。今までに何人も虐待を受けている子供達と出会ってきました。この作品の主人公のような児童福祉司さんが増えてくれたら心身救われる子供達が増えると思います!この作品を世に出された作者に感謝しています。
虐待が減るのが1番ですが、現実的には連鎖もあるので難しく、エスカレートするのを予防したり早期に救えたりすることが必要だと思います。この作品で私も学ばせてもらいたいと思います。