みんなのレビューと感想「声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～」（ネタバレ非表示）（426ページ目）

読み出したら止まらなくなり、ポイント追加して一気に読み上げてしまいました。

身売り制度があったこの時代の女性たちの悲しくもたくましく生きる強さに心打たれます。

自由のない時代のなか、主人公のチヌの優しさや、そんなチヌを助ける周囲の人々の温かさ、清い恋心とチヌに襲いかかる数々の試練など、様々な心情が読み応えのある作品です。

女に生まれて…

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いつの時代も女性に生まれて幸せという人と、壮絶な経験をしなければならない人といるのだなと思わされました。
売られる事はなくても、何も考えていない欲望だけの大人、男性はたくさんいる。
苦労して大人になる事と人間性は別だなと改めて思わされました。
心も体も切り裂かれながら生きていくしかない少女達の方がよほど強い。
明るい話ではないけれど男性に読んで欲しい本です。読む勇気があるなら。

無料分読み主人公が良い子なので何話か購入しました。見目は然程でなくても純粋さ素朴さ面白さで殿方に好かれ応援したくなります。お姉さんは美しいけど女性を身体で飼い慣らすのが得意な男性に買われ快楽に溺れていくけど大丈夫かな？

顔に痣があっても、美人なら…だめですかね？現代だったら肌汚くても、美人だったら結構受け入れられますよね。昔は違うかな

無料で二話

無料で二話読みました。
これから苦難の道のりが描かれていると思いますが、続きが気になるので購入しようと思います。

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この時代に生まれていたらと思うとゾッとします。チヨには幸せになってもらいたいと心から思います。おねえさんとの再会はできるのか気になります

強さ

変えられない運命と現実の中、強いだけでなく辛い中、他の人への気遣いや優しさがある主人公に惹きつけられます。

花魁は華やかな世界なのかと思っていたけれど、辛い境遇の人ばかりで、読んでいて心が痛い作品が多い。教科書などからは学べない、日本の知るべき歴史のひとつだと思います。

試し読みしました。かわいそうだけど、チヌちゃんが買われた旦那さんはとっても優しくて良かったんじゃないかな。

切ないお話で胸が痛くなりました。昔はこんな風に親に売られてしまう娘がいたんですね。借金を返すまえに気持ちもおかしくなってしまいそう。
でもチヌはいい子ですね。幸せになれるといいな。