2.0
可哀想
自分たちの知らない世界…でも現実にはあった世界…女の人がいかに虐げられていたのかと読んでいてとても哀しくて辛い部分もあるけど、女の人の強さも感じられてこの先はどんな風にたくましく生きていくんだろうと先が気になる作品です。
チヌたちに幸あれ!!
- 0
自分たちの知らない世界…でも現実にはあった世界…女の人がいかに虐げられていたのかと読んでいてとても哀しくて辛い部分もあるけど、女の人の強さも感じられてこの先はどんな風にたくましく生きていくんだろうと先が気になる作品です。
チヌたちに幸あれ!!
遊郭のお話は沢山有るけど、どれも苦しく辛くなるものばかり。
このマンガもそうだけどチヌはだいぶ運が良く恵まれている。
運良すぎて何だか違和感を感じる。
女性が性の対象でしかない辛い時代…貧しさがそもそもの根幹で…。読んでいて、ただただ辛いだけなんだけど、チヌの健気さと純粋さに目が離せない感じ。お姉ちゃんに元気で会えるといいね。そんな祈りにも似た想いが湧き起こる。
昔は、家族を助けるために、娘を売るという事が、まかり通っていた。今では、完全に虐待だ。なぜ自分たちの借金のカタに娘を差し出せるのか…。生きていけないなら、一家心中した方がマシだとわたしは思うけど…
こういう時代背景もあるんだな…と考えさせられました。
両親がいなくなって 子供だけが残された場合 こんなに軽々しく 身売りがされてたなんて 今の時代では 考えられないこと。
どうか たくましく生き抜いて欲しいな。
重い。
ストーリーも気も重い。
教育って大事だなと思った。
身分や職業で酷い差別を受ける、労働者を守る法なんてない、こんな時代がちょっと前に確かにあったんだ。
なんだかんだあるけど、今の時代に生まれて良かった。
途中までとても面白くて読んでました。
でも途中でレビューを読んで若様があっさり他の女性に入込むみたいな事があり読むのをやめました。
主人公の泣く姿が見たくなかったので…
若様見損ないました。チヌちゃんを幸せにしてくれると思ったのに結局乗り換えるんですね。ここまで波乱万丈な人生を送るチヌちゃんを応援していたけど少し冷めました。
この時代に生きていたら自分は、どんな身分だったんだろう?きっと今、全否定している風俗嬢も生まれてくる時代や場所で自分も、同じようなこもをしていたのかもしれない、という想像力は必要。
フィクションなのでしょうが、本当にこんな時代もあったのだろうと思わせてもらいました。切ない描写が多くなかなか気持ちよく読めませんが、とても記憶に残る作品でした。