みんなのレビューと感想「声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～」（ネタバレ非表示）（109ページ目）

悲しい世界

女郎ものの中でも、ひときわ悲しく寂しい物語。それだけに主人公のチヌの優しさや心の強さが光ります。明治時代の郭での生活や文化、世間での女郎の扱いなどもリアルに描かれ、行き場のない女たちの心情に心が揺さぶられます。

話が進むにつれて、どんどん面白くなってきました。メインストーリー以外のなぜ今が有るのかのサイドストーリーも面白いです。

たまに読みたくなる

絵が迫力あります。実際こういう話が、日本の遠くない過去にあったんだなぁって思いながら読んでます。悲しいですが、たまに読みたくなります。

なるほど

おもしろいと言ったら語弊があるやもしれないが、グイグイ読んでしまう。致し方なかった時代漫画かなぁ。主人公の幸せを願いながら読みたい。

あたりこの手の話は苦手なのですがなんだか気になって無力分だけ読み進めています。
この時代にこう生きるしかなかった女性の力強く生きる姿に感銘を受けます。

生まれる時代が違えば、女性はこんなふうに生きねばならなかったのかと思い知らされる。女性の心と体、貧しさとお金。色々と考えさせられます。

つらいクルワのお話だけど、ゲスっぽさもなく、若様の恋物語なんかは切なくて良かったです。厳しい世界、ピュアのままではいられないけど、すたれずに生きる力を感じられた。

無料分を数話読みました。読みやすいと思いました。主人公の身の上は気の毒ですが、人の優しさに触れる場面もあります。こういった人たちが実際にいたことは悲しい。

チヌちゃんがんばれ

人柄で人望を集めていく主人公に好感がもてます。だんだんキリッとした顔になってきて、どうか幸せに着地してほしい。長いですが最後まで見届けたい。

リアルなストーリーがよい

郭系の漫画で変に純潔守って、恋人に救われる話しがあるけど、リアリティーに欠けていてちょっと萎える。このストーリーは本当に泥水を飲むようなリアリティー描かれているから読み応えがある名作だと思うお