薄紅の闇のあと
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あらすじ
「こんなに感じるなんて、処女のくせに。」「今、俺に欲情してる?」没落した華族の娘・初音は、財閥総帥である美男子・瀧口廉に見初められる。それは、人もうらやむ玉の輿、結婚にみえた。だが、夫は初夜から毎夜、謎めいた美男の銀太と共に、二人で背徳的に初音をなぶり快楽でせめ立てる。二人の美丈夫には隠された目的が。一方で、初音の体は、その禁断の愛撫に溺れていき―――…
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みんなのレビュー
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重いです
最初から最後まで重いです。
どうしてこんなことをするのか、その理由が知りたくて一気に最後まで読みました。
ヒロインは筋が一本通ったとても魅力的な女性で、物陰からヒロインを眺めていた蓮様も一目惚れだったのだと思います。
酷い仕打ちに打ちのめされながらもその奥底の根底にある蓮様の愛情を肌で感じ取って、惹かれあい信頼し慈愛に満ちた愛情で凍りついた蓮様の心を溶かしていくヒロイン。銀との三人の間に漂う複雑な愛情に共感はまっっったく出来ませんが胸が締め付けられました。ヒロインの父上が酷いクズ過ぎて許せない。あの人のようにクズになれない蓮様に救われた気がします。
時代背景も含めて最後に火事の中蓮様が初めて自分の心の内をヒロインに曝け出すシーンにほだされました。このまま二人で死んでも良い!くらい一人で盛り上がってしまいました。
三人で幸せに暮らす最終話でどちらの子供も授かったのだなーと、幸せな暗闇の夜と夜が明けて白んでくる現実のはざまのような背徳感で何とも言えない気持ちになりました。
自分の体力がある時じゃないと持っていかれそうなので、健全な体力の時に何度も読み返したいです。by 匿名希望- 25
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5.0
「甘やかな〜」を読んで、この作者さんのストーリーに惹かれ、こちらも読みました。
同じく最初は読むのが辛かったのですが、心理描写がうまいというか変化していく様に魅了されていきました。
綺麗な絵も相まって、引き込まれる作品でした。
なぜ3人だったのか、後半でそういうことかと。
蓮が悪者になりきれなくてよかった。辛い過去を克服できてよかった。
できれば、ヒロイン父にもっと制裁が降ればよかったのにとも思ってしまいます。最後までクズだった。by Osamuinari- 5
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4.0
普通の感覚がなくなりそう
まだ読み途中ですが、初夜からずっと3人…
これは一体どういうことでしょう?
昼と夜の二重生活か続くと異常もでも感覚が麻痺していくものなんでしょうかね。
そして私も銀太推しです。辛い過去があっても尚愛らしい…3人とも幸せになってほしい。
無料分読んだところなのでまだ旦那さまの過去が明かされてないですが、悲惨な過去だったら嫌だなぁ…
気にはなるけど、今後読むか迷います。by りょこ太- 0
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4.0
まだまだ途中ですが、、
没落した華族のはなしは、よくあるパターンだけれど、そこにプラスアルファーがあって、面白いです。
初音は、結婚した相手廉と、ご主人同意の元の下男の銀太の二人の男にいたぶられながらも、一人の人間としての尊厳をかろうじて維持しつつ、そのなかから、優しさやら、嫉妬やらを感じつつ、小さな幸せを見つけている感じ。
まだまだ途中なので、
どんどんはまっていきました。
絵は、、特に口が、ちょっとなところが私的にはありましたが、それを越えるストーリーに興味が湧いているところです。by R.M.Y- 0
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4.0
上品な官能小説のよう
登場人物がみんな美しくて、3人での行為も上品に描いかれていてとても官能的です。どうして3人ですることにしたのか、最後に分かる展開がミステリーとして楽しめます。主人公は裏表がなくハッキリ言える女性なので、読んでいてイライラすることもありません。
銀太さんがミステリアスでかっこいいので、もう少し長く銀太と初音の秘めた恋を楽しめたらよかったかなと思います。by ロンリーハウスワイフ- 0
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5.0