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かわいそう
涙が出てしまいます。人身売買が成立している時代に娘たちが家のためにこんなに辛い思いするとは。バネにして跳ね上がることなんてひと握り。かわいそうでなりません
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涙が出てしまいます。人身売買が成立している時代に娘たちが家のためにこんなに辛い思いするとは。バネにして跳ね上がることなんてひと握り。かわいそうでなりません
本当に本当に涙なしでは読めません。お梅は結局幸せになれなかったのかな?武子も結局は悲しい女でした。道子も最後は可哀想な死にかたで。昔ながらはこれだけ不幸な子供が多かったのかな?今も虐待する親とかいるけど、そんなやつらにこれを読ませてやりたいです。涙なしでは読めない!
昭和初期の室蘭が舞台です。当時は貧困のために女の子が売られる時代でした。女は身体を売り、男は低賃金で重労働にこき使われる、現代の価値観では想像できないストーリーがのっけから展開されます。
売られてきた女の子たちは全員処女、女衒が好意で用意してくれたうどんを女郎屋の女将がぶちまける、それをむさぼり食う少女たち、その少女が客をとったショックで自殺、などなど。他のコミックではあり得ないような衝撃シーンが続きます。
はっきり言って絵柄は今どきの作品からすると幼稚だし、無防備に読んでいると気分が悪くなるかもしれません。しかし、数十年前の東北や北海道、もしかしたら他の地域でもこういう事はあったのだし、そういった苦難の上に現代の便利な社会が築き上げられているのだという事を改めて考え直すのは大事なことだと思います。
この話を読みたくてめちゃコミを始めました。想像以上のリアルでつらい現実を漫画で知りました。道子、大衆便所と呼ばれても女郎になって幸せに死んで行ったところ、切なかったです。
北海道の室蘭という札幌とは違う地方都市でこのような歴史があったとは。
身を切るようなことをしなければ生きていけない少女たちを見るのは想像を絶する惨さがあります。このような場所は作られない方が良いし二度と起こって欲しくないと思いました。
全員幸せにはなれないお話。個人的に一番好きなのは道子です。優しくて、人を妬んだり僻んだりしない、本当に優しい人だったと思います。優しい人より野心家の武子の方がまだいい人生を歩みますが、武子も本当はとても優しい人で…。実話ならではの重いストーリーでした。
例外もいるかもしれないけれど、悲惨すぎます。
今の時代だから虐待になるけれど、こんな女の子質は昔からたくさんいて、今も親が斡旋して…などというニュースもあることだし、貧しさと大人の無知は不幸しか呼ばないんだなと改めて思わされました。
それが当り前の時代だとしても大人達が酷すぎる。子供をものとしか思ってない姿に憤りを感じます。
軽い興味で読んだら、やめられなくなり、読み進めるごとに重く、壮絶。
それでも前半は、生き伸びれてよかったな。死なないでよかったなぁ。位の感想でしたが、主人公が結婚してからのほうが壮絶で…
結婚してからもこうなのか!と。自分だけがつらい目にあうだけじゃなく、自分の大切な周りの人がつらい目にあう、精神的にやられる感じがもう…絶望しかない。
そして時代は戦争へ。購入やめようかとも思ったのですが、覚悟を決めて…そして号泣。
所々にでてくる、つらい中での思いやりや、人の想いに救われました。
星5にしようか迷ったのですが、重すぎで4にしました。本当に重い(泣)
重く苦しく、辛いお話です。
でも、そんなに昔でもない時代に起きた
現実のことなんだろうと思うと
今の自分の立ち話が幸せなんだと感じます。
絵があまり好みではありませんでした。
試し読みで即購入しました。
結婚も出来ない年齢で身を売る場に売られてしまう少女、11歳で身体を売る少女、13歳で廓を乗っ取る為に動き始める少女、16歳で何も分からぬまま客と寝させられ自決してしまう少女、そんな少女たちに憧れて客を取りてえと泣いて訴える少女…。まだ最後まで読んでいないけど、誰か1人でもいいから幸せになって欲しい。けれどきっとならない。
日本に生まれて良かったと思える世代とは掛け離れた現実。我々は日々感謝して生きないといけないと思わされます。