2.0
診断までの話がメイン
作者の体験談を基にしたお話です。
「パーキンソン病」と診断されるまでに随分とあちこちの病院を周り、相当な時間が掛かってしまったようで、その間の苦しみを中心に描かれています。
パーキンソン病と診断されてからは、割とスムーズに治療を受けられたようで、「パーキンソン病のお話」というよりも、「病名が分からず適切な治療を受けられない苦労のお話」という感じでした。
まあそれはそれで良いのですが、タイトルに少し違和感が…。
それから、作者の実際の年齢と主人公の描き方が全く一致していません。
作品上では、実際とは異なり作者がかなり若い女の子として描かれていますが、もう少し年相応に描いた方がパーキンソン病の話もリアリティを持って読めました。
何故か自分以外の「友人」「知り合い」などは年相応に皺まで描かれているので、余計に変な感じがしました。
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