銭華
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あらすじ
坂本千尋の母は、高知一の財閥・山之内家の使用人兼妾だった。強欲な主人は千尋の処女も、当然のように自分が貰うつもりでいる。母が倒れ、大きな病院へ入れて貰うために、千尋は主人の息子・隆一に処女を与えたが、手遅れで母は死んだ。端金ですまそうとする隆一に激怒した千尋は、手切れ金として1千万円を脅し取って山之内家を出た。復讐を誓った千尋は、上京して兜町の相場師・片山の会社に入る。株相場について勉強しながら網走の網元・波島や金海証券の諸星、金融会社の社長・高橋、記者の的場など、自分の人脈も増やしていった千尋は、片山の仕掛ける旭一物産株の仕手戦に乗って、自分の1千万を元手に儲けようと図った。
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みんなのレビュー
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はまってます
まだまだ途中ですが、千尋ちゃんの行動力には、感心させられます。
当方は株の事は、全くの素人ですが、昔若い頃に証券会社の知り合いの関係で、売り買いをしたことがありましたが、さらさらダメでした。
しかし、この作品を読んだことで、ある程度お金に自由が出来てきたので、色々な会社の情報が知れる今だからこそ、始めようかとも考えています。
それも、この作品の影響ではありますが、今年は様々な事が変革している時だからこそ、チャレンジしようと力がわいてきました。by 匿名希望- 1
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5.0
バトル漫画のような仕手戦
水商売の世界のトップに登りつめた女性を描いた名作「女帝」コンビによる作品。今回は株の世界で女性がのし上がってゆくお話。男性漫画なのでどうしても男性に都合の良いような部分は仕方ないとして、それを差し引けば画がとてもうまくて、話も面白い。株のことはまったくわからないけどコレを読んでると、仕手戦を仕掛けるあたりはバトル漫画を読んでるようなハラハラドキドキがある!読む前はそれほど期待していなかったけど、とても面白かった。バブル崩壊前の日本お話なので、今の株業界とはだいぶ違うとは思うけど、株の世界の勉強にもなる。
by もずく9- 0
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4.0
ちひろがんばれ
復讐のため、株の世界に入り込んだ主人公。
お金がほしい、みたいななまぬるい理由だけではやっていけない厳しい世界で、はやくも素質を評価される。
若くして成功する人って、それなりの過去を抱えているんだろうか、とさえ思えてしまう。
彼女が株の世界でやっていけることは想像がつく。だが、大規模な復讐まで果たせるだろうか。
株の世界は未経験だが、今後の展開がとても気になる。by さくらん5577- 0
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4.0
最後の駆け足感
この原作者さんと作画家さんの組み合わせが好きで色々読ませていただいてます。他の漫画とかぶるところはありますが、証券投資の世界がドラマチックに描かれていて、仕手戦のところは手に汗握る展開でした。最後の十話くらいは何か駆け足で、本当はもっと本当の恋とかについても描かれる予定だったんじゃないかなと思わせる感じです。当時の連載の都合だったんでしょうか。
by 古典少女マンガ好き- 0
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3.0
強い女の子
小さい頃からの環境によって、こんなにも強さを身につけてしまった主人公。それは本当に切ないほどです。でもその切ないほどの彼女の強さが自分を救い、人生を自分だけのものにするためには必要だったと思うと、彼女の強さに私も勇気をもらう気持ちで読んでいます。
まだ若い彼女が、これから自分をどう磨き、自分の強さをどのように利用していくのか、とても楽しみです。by ノニコ- 0
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