【ネタバレあり】うせもの宿のレビューと感想（3ページ目）

悲しい物語

死者が現世への未練、即ち探し物を見つけて彼岸へと旅だっていく為のお助け宿の女将の悲しい話でした。私は始まりの二話までの展開かま好きす。訪れる客が死者であると言葉には出てこないが、そこはかとなく漂う客の空虚さや悲しさがひしひしと伝わってきた。それと悟らせるうまさがありました。それに座敷童のような女将の客を突き放しているようで実は手助けして送り出す、というキャラに良さがありました。しかし、途中から話の雰囲気がガラリと変わったり、女将のポジが番頭さんに交代してしまったり、マツウラとの関係から仕方ないと思うけれど残念でした。

素敵な話

無料分しか読んでいませんが、引き込まれる内容で素敵な話です。不思議な宿で最後の未練を探す、少し悲しいけど暖かいお話で、続きも読みたくなりました。

はじめは軽い気持ちで読み始めましたが、ぐいっと引きこまれ、人生について色々なことを考えさせられました。登場人物一人ひとりの最期のセリフが重すぎ、でも意味深です。

ジーンとして切なくて素敵な物語

不思議なことに何かを探しているゲストが、その宿に案内され、不思議なことにその探し物が見つかる物語。案内されたゲスト達は、様々な状況でそして辛い切ない立場や設定なので、見つけられた時の描写に感動や切なさがあります。

不思議な話です

無くしたものが見つかる宿？からくりがちょっと理解できない。今のことろ働いてる人は普通の人だし、探し物を見つけてくれる女将も特別ミステリアスではない...引き込まれるかと言ったらそうでもないかな...
男の子の回。捨てたものが見つかるなんてどーゆーこと？？って感じだった。見つかってよかったけど

読み始めてすぐはどういうマンガか分からなったですが、少しして亡くなった人が訪れる宿なんだなと分かりました。
ちょっと切ない感じがあります。

絵がきれい、特に男性をきれいに描くな～と、おもい、読み始めた。内容も面白かった、なくしたものが見つかる宿。ますます先が楽しみ。

面白いです

ストーリーが深いですね。無くした物を見つけて持って行けるように見つけてくれる宿。大事なものは持って行きたいですよね。

作者検索で読み始めたが、心の有る作品です。
切なくて、涙が出てしまった。
自分じゃ、わからないこと、気がつかず人を傷付けてしまった事…
有るよねーなんて思いながら読んでしまった。

予想どおりだけど

穂積先生の作品は好きで必ず読んでます。
読み進めていくうちに、Sadエンドなんだろうなぁと思ってたら予想どおり…
だけど、読み進めていきたくなるんです。奥が深いし、結末が気になって。1話ずつの話がとにかく切ないです。大切なものを見つけるつらさや重みが、切なさをさらに増幅します。
また、番頭さんの存在感、彼がいないと話に締まりがなかったろうなと。主人公、マツウラ、番頭さんの絡みと、個々の存在感、それぞれがうまくハマってる作品だし、課金して無駄のないものだと思います。涙と切なさは絶対ですが…