【ネタバレあり】死役所のレビューと感想（207ページ目）

あっと言う間に読み進めてしまいました。身近にいそうな登場人物、事件事故エピソード。生と死という誰もが通る道。そして職員は皆元しけい囚で自分のしたことと向き合いながら日々過ごしている。そして冤罪を受け入れてしけい囚となった職員シ村さん。いつも笑顔で丁寧なのに非情な人物に対して時折見せる怖い顔。
宗教団体に奥さんを取られたというセンセーショナルな過去。続話が気になって仕方ありません。

ただのホラーだと思ってました。

最初本屋さんで見た時、ただ怖い絵柄で死役所という名前からホラー漫画だと思っていました。
友人がとても面白いとオススメするので、めちゃコミックで調べると無料で読めるようになっていたので、ちょっと読んでみることにしました。
死役所に来る人達はほとんどが怖い見た目をしていますが、話を読むとその人たちがどういう理由で死んだかが分かるようになっていて、もっと読みたくなる、読み進めたくなる気持ちにさせられました。
死んだ人達ってもっと感情がないとかあるのかと思ったのですが、死んでも元気に話していたりするので見た目のグロさなどあまり気にならなかったです。
とても読み応えのあるものだったので、80話までまとめて買わせてもらいました。
今後も買って読み進めていきます。

おもしろいけど後を引く

人間の表と裏が上手く描けていて、すごく読み応えあります。虐待の話は辛くてじっくり読めないほどでした。
ただ、役所の方々が、死という刑罰の割には、人間性が良すぎるところがちょっと違和感です。

面白い！

どんどん読み進めてしまいました。
短編の連続なので、さくさく読めます。
社長をかばって命を落とした女性の話が、つらかったですね。
救いって無いのかな…
でも、現実の死って、そんなものですね。

面白い！

世界観がすごい！死んだ後、自分の死に方や生き様を振り返って輪廻転生が本当にこの世界観そのままなら、死ぬのも怖くないかも。

良くも悪くもリアルで生々しい

グロ耐性がほぼゼロの私でも読めます。それでもたまにｳｯ；となるのもありますが。
良くも悪くもリアルです。特に心理描写がえげつないほどリアルだなぁと思ったのは自殺をしてしまった男性の話と生活保護の女性のお話です。どちらも自己肯定感が地の底までめり込んでいるのが他人事ではなくて読んでいて胸が締め付けられました。

自殺してしまった男性の「俺みたいな役立たずの人間生きてる価値ない」「(事故に遭ったのが自分だったら)テレビを見た誰かが可哀想だって思ってくれるのに」というのがｳｧｱ；ってなりましたしそれに対する「これってただの主観ですよね」に笑えないんですが笑ってしまいました。自嘲で。

生活保護の女性のお話は父親に苛々させられましたが、女性の「ここまでして生き続ける価値が自分にあるのかな」が読んでてしんどかったです；生活保護を受けたことはありませんがもしこの女性と同じ立場になった場合、私もそう思うと思います。
「生きたかった」があまりに切なかった。

「他人事」ではないお話が死生観を交えて淡々と描かれているので本当にきついんですが全話購入済＋定期的に何度も読み返す作品です。

すごい発想‥（驚）でも読んじゃう

今まで読んだ事の無い内容で、どうやってこんな発想できるのか？と思ってしまいました。死役所の職員の経歴も驚きでした。
他の方が書いているように、死だけでなく生も考えさせられるストーリー。最近は特に目立つ虐待のニュースも心傷める事で、重ねて泣けてきますし、この10年ぐらいの間にかなり身近だった人の旅立ちがあった私は、いちいち感情移入してしまいます。
ただ、つらい場面もありますが、バーチャルだったとしても、生、死、伴って人生について考える又は勉強させて貰う感覚にすらなり、きっと全部読むんだろうと思いますし、読み返すんだろうなぁとも思います。

タイトルがすごい！
読むきっかけは、タイトルにインパクトがありすぎて無料ぶんだけ読んでみたら、ストーリーが斬新でおもしろい！妙にリアリティがあり面白いです！

切ない、遣る瀬無い、面白い

たまーに、死の真相が大したことなかった…みたいなシュールなオチもあって、世間で真相不明と言われてる死も実はこんなものなのかなあとか、死って呆気ないものなんだなぁと思わされる。
今一番続きが気になる漫画。
シ村さんは私的に麒麟の川島さんにしか見えないw

話題な作品なだけあります。見応えがありました。人間界とは違う死役所だけど本当に死後の世界こんな感じなのかも。色んな死に方をした人がくるからその姿に驚くけど、それぞれに様々な事情があってすごく色々と考えさせられました。