5.0
さすがの名作!
もーう、高校生から人生やり直したくなる作品です。みんなまっすぐ素直な良い子で気持ちよく読めるし、すれ違いばかりの二人のハッピーエンドを楽しみに待てる、そんなストーリーです。
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497位 ?
もーう、高校生から人生やり直したくなる作品です。みんなまっすぐ素直な良い子で気持ちよく読めるし、すれ違いばかりの二人のハッピーエンドを楽しみに待てる、そんなストーリーです。
王子様の溺愛モノって色々パターンがあるなぁ。オレさまが清子の前ではデレデレするのがいいネ!もうハッピーエンドしかないはずなのに、二人のことを見ていたい。
女の子が5人とかのグループだと、仲間外れとかあるのかなあって心配しちゃってましたが、そんな心配ないようで安心して読んでられます。すれ違いばかりだけど、着実に距離を縮めている二人をみまもっていける、そんなストーリーですね!
優しさとか誠実さ同じように、お金とかおっぱいの大きさも、人の個性の一つなのに、それらが第一条件にくると途端に打算的って印象になりますよね。
人生長いんだから、色んな角度から異性を見るのは大事ですよ!直感的な愛だけが正解じゃないって、見せて欲しいです。
写真というものがなかったこの時代のこと、こんなことがあっても不思議じゃない!とまで感じられる作品です。
絵もキレイだし、読みやすいし、時代考証もしっかりしてるし、本当に大作ですね!
人間のダークな部分をデフォルメして描いてるのは分かるのですが、みんなが裏でコソコソと身近な人間を操ったり陥れようとしたりしてて、なんか寂しい気持ちになるストーリーばかり。どこかで愛は見いだせるのかな?
コンプレックスって、自分の気持ち次第!って素直に思えるお話です。現実では勘違い女のレッテルを貼られそうですが、夢子は仕事もおしゃれも恋も一生懸命なので、応援したくなるなぁ。輝いてる夢子、サイコー!
晃は将志が帰国するまで博子を見守りたいと翠に話し、それを受け入れられない翠は、別れを選びます。晃はフランスに将志を探しに行き、フランスから翠に電話をかけて、二人はお互いの気持ちを確かめあいます。その後インドで将志が見つかり、帰国して博子と結婚。大企業の御曹司だった晃は父親の会社を継ぐべく一流大学を目指して無事に合格。4年後に翠が美術の教員として母校の入学式で挨拶する、というシーンでハッピーエンドです。
将志は晃の父親が昔つきあっていた恋人の子どもで、晃にとっては腹違いの兄でした。将志の存在を晃の両親が知ったことが原因で、晃の家庭が壊れてしまったことに責任を感じていた将志は、幸せを自ら遠ざけてフランスに渡りました。晃が将志と博子に固執したのは、そんな理由からでした。
サイドストーリーのタキガワマンとエミリンですが、エミリンが夢を叶えるべく海外の大学に留学しますが、高校卒業時点では遠恋を選んでいます。
翠はケンとちょっとだけつきあいますが、やっぱり晃を忘れられず、すぐに別れます。翠とケンがつきあっていることを知った晃は、そのあとすぐに将志を探す旅に出るので、ケンは立派に当て馬としての役割を果たしました。
あすかと竜は終始お互いを見つめて、気持ちがブレることはないです。同棲するため高級マンションに移り住んだ直後に竜がアメリカに転勤になり、遠距離恋愛が始まりますが、忙しい二人はすれ違いで上手くはいかず、別れを選びます。その後二人はそれぞれに仕事に邁進し、精神的に強くなり、三年後に再開して結婚、竜はそのタイミングで帰国、あすかは仕事を辞めずに、産休を取るという辺りでハッピーエンドです。
とにかく仕事に関して出来すぎな二人が、成長してお互いに納得して二人にとって完璧な結婚を選んだ、というストーリーですが、結婚ってそんなに高尚な思いがないと、出来ないものなのかなぁって感じました。そもそも、なぜ竜が結婚に対してあんなにも否定的なのかが不明(昔つきあっていた女性が結婚というものに縛られていたというエピソードがありますが、説得力はありません)。
女性のマンションにダラダラと居候するのはいいの?結婚はしないけど、同棲はいいの?相手の家族や将来に責任は持ちたくないってこと?などなど、あすかの親の立場なら、本当に嫌な男だと思うのですが、結婚が決まれば先回りして母親と会うとか、ちょっとおかしい、この人。それもこれも、イケメンで仕事が出来るアナウンサーってことで、許されてしまうんですね。
ツッコミどころは多々ありますが、一読目はそんなに気にはならず、面白くどんどん読み進められました。
このあたりでやっとソミと和也が心を通わせます。家族関係の整理はまだ何も動いておらず、骨髄移植以降、赤ちゃんの取り違えがあったことを知っている人は増えていません。
ソミと和也にアプローチしてくる二人とのシーンや、和也がいつからいかにソミを愛してきたかのエピソードが、長々と続きます。
ソミが資料室に閉じ込められるとか、企業秘密を盗んだと濡れ衣を着せられるとかの事件はあり、真相はこれからですが、それもそんなたいしたことなさそうだなぁっ感じます。
それで読んでしまうのが、不思議な魅力ですね。まさに韓国ドラマを観ていた時と同じです。
95話まで無料で、完結までは少しなので、課金して読むつもりです。
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アオハライド