4.0
圧倒的安心感
「愛すべき娘たち」で初めて知ってなんて鋭い所を突いてくる作者さんなんだろうと驚きました。
こちらの作品は鋭い問題提起ではなく、日々起こる何気ない小さな出来事を繊細に、時に自由に感じて受け止め暮らしていく姿が描かれていてこれはこれですごいと感じました。正論はひとつではなく、それぞれが考えあっての事。
他人を尊重する気持ちを忘れずにいたいものです。
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「愛すべき娘たち」で初めて知ってなんて鋭い所を突いてくる作者さんなんだろうと驚きました。
こちらの作品は鋭い問題提起ではなく、日々起こる何気ない小さな出来事を繊細に、時に自由に感じて受け止め暮らしていく姿が描かれていてこれはこれですごいと感じました。正論はひとつではなく、それぞれが考えあっての事。
他人を尊重する気持ちを忘れずにいたいものです。
ただ、時々出て来るヒロインの下ネタ的な妄想にいつもその雰囲気が寸断されてしまって…(笑)
そんな描きにくい所を繊細に描くのが、この作家さんの持ち味で魅力なのも分かるのですが。
それはさておき、出て来るお料理も、カロリさんの食べる姿も、とても美味しそうで良いと思います。
訳合って笑えない主人公に近づいてきた謎の美形の男性、その正体はいかに?に始まり、
血のつながりがないと分かって安心した所で、お母さんが大財閥のお嬢様で跡取り問題が判明。
その上父も母も余命が…?今時珍しい、これでもかという劇的な展開に目が離せません。
まだまだお話が広がっていきそうなので、いつか一気読みしてみたいと思わせる作品です。
この手の話は登場人物のキャラが極端すぎて、もはや通報案件では?と笑えない事が多い気がします。
こちらの作品ではギリで友達に居てもおかしくない、ギリで痛々しくないラインの人を描いていてリアル。
仕事でも恋愛でも今思うとギリだと思い当たる案件が、誰しも一つや二つある?かもね~と思いつつ読みました。
上手い下手、引き込まれる、心が動いた、等々は全て人それぞれの感想なので。
リア充で成績の良い主人公が、突然絵を描きたい美大に行きたいと一念発起するお話です。
全く絵画の知識がない状態で読むと、なるほどと学べる部分も有りますが…、
主人公が抽象画を学ぶと言う状況を描くのは、なかなかにして果敢な挑戦だ、と思いました。
ドラマのCMを見て勝手にお堅い女子かと思っていたのですが、ちゃんと悩んだり女の子らしい所もあって可愛い。
心理描写が細やかで、色んな事にスパっと答えを出せず常に自問自答続ける主人公の姿についつい共感してしまう。
日々の小さなモヤモヤや喜びをちゃんと丁寧に感じながら生きる森若さんは素敵、幸せになって欲しいなぁ。
今も昔も女子供には特に物騒な世の中、鹿乃子の力には及ばずとも数々の「ウソ」をすり抜け大人になり、
身を守るためにウソをつき、人を案ずるウソをつく。正直とは見たまま感じたままを口にする事だけなのか?
常に相手を思いやりベストを尽くした結果なら、それは「ウソ」にカウントしなくても良いかも知れない。
主人公含め、登場人物の考え方や言動が年の割に幼く見えて、違和感を感じます。
そして、「他の部署にいながらも自分を陰ながら見守り続けてくれる同期」までは良いとして、
「年下でイケメンで出会う前から全て分かってくれて、泣けば抱きしめてくれる後輩」と言うのは…
もはやファンタジ~??と思う位無理が有って、読み進められませんでした。
レビューで、画が苦手と言う方が多くて驚いています。
私は気の強そうでセクシーな女子がどストライクなので…(笑)
まだ骨格もしっかりしていないような体形が受ける時代なのでしょうか?それも、悪くはないけれど。
風船一つとってもとても丁寧に描かれていて、画の上手な方だと思います。今後に期待!
子供の頃の恋愛はただ好きというだけで突っ走れるけど、周りが見えてくるとなかなかそうも行かない。
家族や相手の家族、色んな事情ではっきりすっぱりとは行かない状況でも、焦らず腐らず続けていけるかどうか。
色々とスッキリしないモヤモヤも、それぞれがちゃんと感じて考えて行く事が実は一番大事なのかも知れません。
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