2.0
面白いんだと思う
まず、絵は綺麗でコマ割りも読みやすいです。
前半部分はとても興味深く読みました。
主人公の文が夫・和馬の浮気を疑うくだりの気持ちや行動も共感できるし(自分も同じように悩んだ時、相手を問い詰める事ができなかったので)、この先どうなるのかな!?と楽しみにしていました。
が、事の真相を解明し始めた頃から、段々ファンタジーみたいな出来事が増えてきて、すごくチャチな内容に思えてきてしまい、和馬の回想編に入ったあたりからはもう惰性で読んでます。
和馬の回想に出てくる文と、初回の頃の文のキャラクターに違和感があるのは、和馬が文を好きすぎる目線のためなのか…。
他の方のレビューにもありましたが、相手方目線のシーンを入れるのは、主役目線では分かり得なかった気づきや驚きを読者に与え、違う角度での心理描写で物語に深みを持たせる為にあると思うのですが、今のところ、「文はとても良い子で、和馬はそんな文に一途に惚れていて、全ての元凶は性格のひん曲がったさやかにある」事しか読み取れません。
「さやかって、ヤバい奴だと思ってたけど昔からヤバかったんだなー」という。
そして、和馬が、文のどこをそんなに好きになったのかもよくわかりません。一目惚れ意外。
文のことを好きすぎるから、和馬はなかなか文に本当の事を言えなかった…という理由づけの為の回想なのでしょうか…。
いったい何を伝えたい物語なのかよくわからなくなってきました。
原作は小説ということなので、文章で読んだらまた違った感想になるのかなぁ。
結末まで読んだら、納得…いかないとおもうけど(すでに納得いってないから)、多分読みます。
てことは、結局それなりに面白いってことかな笑
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にぶんのいち夫婦