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蓮次はホストの先入観を覆す、知的で上品で優しい男性。バイセクシャルという設定だが、見境のない男ではない。両刀の感覚は私にはわからないが、頑ななニートを華麗に世にエスコートした、素敵な男性である。
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蓮次はホストの先入観を覆す、知的で上品で優しい男性。バイセクシャルという設定だが、見境のない男ではない。両刀の感覚は私にはわからないが、頑ななニートを華麗に世にエスコートした、素敵な男性である。
広く市民権を得ていることで、この作品のダークサイドを忘れていた。そして「もっこり」なんて、子どもの頃は理解していなかったけど、今読むととんでもないダークヒーローだなと(笑)。人物像が魅力的、ブレなさがいい。骨太で肉厚な絵も大人の魅力満載。
こんな不動産会社があればお世話になりたい。他者評価でない、本当の自分を見出だせる街に導いてくれる。東京を知り尽くす二人の、的確で自由な接客が楽しい。
若くて才能ある人お決まりの快進撃ではないところが面白い。天才の側で育った少年の進む道を、とても丁寧に描いている。才能ある人はもがくし、導かれもする。訛りを隠さないのは個性だしかっこいい。三味線の解説も分かりやすく、興味を引く。
主役に絶対音感を持たせると大抵音楽の道を歩ませるが、獣医師にさせるのは夢の可能性を広げてくれるし新鮮。勉強不足は否めないが、それに匹敵する超越した聴覚を持ち合わせて、生命という循環動態と対峙する。愛犬となった犬と通勤できて羨ましい。
連載となる前の読み切りの頃から読んでいたが、こんなにすごい作品になるとは思わなかった。世界中に夢と希望を見せた超大作。真の少年漫画だ。
逃げるようにして育った街を出、飛び込んだ世界は、彼を厳しく温かかく迎え入れた。そこで出会えたのは、本来の自分だろう。本領を発揮し、やがて日本を背負って立っていく。手を汚すことなく、安全な食にありつけることの感謝を、忘れていると反省する。
手作りのお菓子目当てで通ううちに、主人公を気に入る上級悪魔が可愛い。一緒にお茶する居心地のよさから、恋心が育つ過程はドキドキする。
本編は下衆な展開で不安でいっぱいだったのに、その裏でこんな立ち位置になるとは。こんなに好きで身がもたない壱成を見ていると、自分も恋愛したくなる。
昭和初期〜中期の家庭ですね。女性が家にいて、ご飯を釜で炊いていた時代。ご近所付き合いもあって、思いやりに溢れていて、温かいですね。人のいる風景が穏やかで懐かしくて、癒されました。
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永久指名おねがいします!【特装版】