5.0
あちこちにあの頃の自分がいます…
連載中からずっと読んでいて、コミックスも全巻持っていました。
あの頃の私はゆり子ちゃんと同じジレンマの中にいて、北原さんのような夢を持っていました。
その後は子どものことで悩むさとこさん、小説家を夢見る高校生…。
この作品の全てにいつかの自分がいるのです。
もうどこかにおいてきて、そのことさえ忘れたけれど、この作品を読むと、そのことを思い出して、
嬉しい様な、寂しいような、でもどこか暖かい気持ちになります。
そしてそう思える自分を、また少し、好きになれるのです。
- 3
Papa told me