5.0
ラストがよい
白黒とカラーのページが、物語の流れでよく使い分けてあります。
短編ですが、よくまとまっていて、思わぬラストがいいと思います。
カラーの色使いがとてもきれいです。
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2
11805位 ?
白黒とカラーのページが、物語の流れでよく使い分けてあります。
短編ですが、よくまとまっていて、思わぬラストがいいと思います。
カラーの色使いがとてもきれいです。
とにかくヒグマが凄くて酷くて、しつこく人間を襲って食べてしまいます。
凄惨な場面も沢山ですが、ヒグマの生態や実際の事件を忠実になぞって描かれているようで、好感がもてます。
最後があっけない終わり方なのが難点ですが、
猛獣の恐怖漫画が目的なら、そんなのは、まあどうでもいいとも言える訳で、
手に汗にぎる迫力満点の、飽きさせない展開で、いいんじゃないでしょうか♪
「エリア51」って本当にあるんですね。
ネバダ州にある米軍基地で、UFOの研究してるとか噂になってるそうだけど、この漫画の「エリア51」はアメリカの51番目の州で、古今東西の神や妖怪や不思議な生き物を全部捕まえてここに放り込んで、管理しているという設定です。
神様が電気屋やバーの店長になっていたり、登場する不思議な存在は皆、作者独自の解釈で元のイメージとはかけ離れためちゃくちゃな存在になってますが、魅力的な世界です。
主人公マッコイ(真鯉徳子)の銃(コルトM1911)は、亡き恋人の形見の骨董品でツクモ神と化していて、恋人の人格をなぞるような言動をして物語に味を添えています。
助手で河童のキシローもとぼけた味を出していて、オリジナルティ豊かな楽しい作品になっています。
マッコイの恋人の敵討ちが物語の縦軸になっていて、各話の展開で少しずつ謎が解けて行きます。
プログラマーが、自分の作っているファンタジーゲームの世界に移行してしまうお話。
この手の話は漫画界にあふれ返っているようで、またか…って感じもあるのだけれど、
この作品は「ご当地観光案内」みたいな丁寧な説明が至る所に自然な形で入っていて、魔物や魔法の種類のほか、異世界のルールや住民や街の状態が、とにかく大変分かりやすいです。
また、メインのキャラに、嫌な人が全くいません。
心優しい主人公(=現実世界ではプログラマー)が様々な事件を解決しながら、困った人や悲しい境遇の人達を助けて幸せにしてあげます。
助けられて連れになった人達も(亜人間が魅力的)、皆性格よくて、主人公を慕って尽くします。
ダンジョンや塔の攻略も、地図やルールの詳しい説明があって、無理なく楽しく読み進める事ができます。
「緒方克己心霊ファイル」の続編です。緒方は高校生から大学生になりました。
良い霊と勘違いして悪霊と契約してしまう話や、雪女と絡めた愛する男女の悲恋話、祠を壊された狐や、霊視による殺しの事件の解決など、前作同様、各話とも似たような話は全くなく、飽きさせません。
各話で知り合った人達が、別の事件に関わって緒方に協力する事も、物語の奥行を深めています。
前作では、高校の心霊クラブの仲間とのやり取りが、物語のスパイスになっていましたが、
今回は、最初の方で助けた女性を霊能力者として訓練し、彼女が補佐役として緒方を助けています。
訓練中の逸話や彼女の緒方に対する思いなども、話を盛り上げるスパイスになっています。
緒方が作ってあげた彼女の使い魔の犬も凛々しいし、
緒方の使い魔=ルルちゃんも、時々だけど、出てきますよ。
和洋古今の有名人達(主に武将)が、死ぬ間際に(←歴史を変えない為ですね)異世界に転送されて、そこには、エルフやドワーフ、竜の他いろんな魔物がいるんだけど、そこでも戦(いくさ)をするという話です。
作者の気に入りの武将達を、作者の大好きなファンタジーワールドにぶち込んで、ぐつぐつ煮込んで作ったような作品です。
転送された人間達は、「漂流物(ドルフターズ)」と「廃棄物(エンズ)」に大別されていて、
「廃棄物(エンズ)」は魔物を率いて人類廃滅をめざす謎の「黒王」の陣営に、
「漂流物(ドリフターズ)」は人によっていろいろだけど、「十月機関」という魔法を使う組織が支援をしています。
主役は織田信長・那須与一・島津豊久の三人ですが、彼らを含め、転送されて来た人達は皆、作者好みに換骨奪胎アレンジされて、元の歴史上の人物とはかけ離れた全く違うキャラクターに変貌しています。…が、独自の個性あふれる作風に迫力と勢いがあって、さほど違和感なく楽しく読めます。
ただ日本勢はともかく、西洋勢はちょっと酷いですね。ボケてもらしてばかりの人の他、体中から炎を出したり雪女になってたり、全く化け物みたいな異常ぶりで、歴史上の人物を思い浮かべずに読んだ方が無難な気がします。(何故か、中国の武将は出てきません)。
非常に独創的でアクの強い作品ですが、信長・与一・豊久のキャラは特に際立っていて、三人のやり取りも楽しいし、彼らの「国盗り」の過程も面白く、攻めて来る「黒王」は長衣に全てが隠れて正体が分かりません。竜に魔物が乗って飛びながら攻撃して来ます。
好みは分かれると思いますが、私は大変好きです。
娘が好きでよく話すので、私も読んでみました。
楽しくて面白くって、最高です!
体の仕組みがよく分かって、「体を大事にしなくっちゃぁ」て気になります。
白血球さんが、カッコいいですね♪
私はこの漫画が好きで、全巻読みました。
漫画の怪物は熊位の大きさが多いのですが、この作品ではビルより大きくて、街を壊しまくり、ゴジラ映画のような迫力です。
その姿は虫系で、私にとってもぎりぎり耐え得る位の怖さと気持ち悪さで、見ごたえがあります。
彼らは卵や子供を産むので、幼児や馬位など、いろんな大きさの怪物がいて、それら全てが人を襲って食べるので、街は大パニックです。
映画館の死闘や、地下鉄トンネル内の移動(ゴキブリ型怪物が、人を肉団子にして貯め込んでいます)、船で隅田川や隠された暗渠を通過するアクションは手に汗を握るし、市民の命を顧みない政府の怪物掃討作戦は、兵士達の無表情で不気味な顔が見ものです。
私のお勧めキャラは元体育教諭の竹重満(たけしげみつる=おじさん)で、
彼は初めはマトモだったけれど、
生徒会長の白崎奈央に懸想して錯乱し、以後は彼女を守る事のみに妄執して暴力的になり、周りにも迷惑をかけますが、
他のメンバーは逃げるのがやっとなのに、武重は、怪物の背中を金づちで殴ったり、口吻を手で引きちぎるなど、凄まじい奮闘をします。
結局、政府の「特殊生物対策部隊」は市民を巻き込んで大量の犠牲者を出しながら、怪物の根絶を図るも大した成果もなく、最後は、怪物と融合してゴジラ並の大きさになった「ファイナルフューズ武重」が、白崎を救う為だけに己を犠牲にして、結果的に、日本列島を救います(白崎もその思いをキチンと受け止めて、感謝の念を忘れません!)。
第二部でも、主要キャラが何をやっても決定打にならない中、脳から再生して更に超絶化した武重が、ただただ白崎への愛の為に自分を犠牲にして、結果的に、今度は地球を救います。
ですから私は、この漫画の真の主役は武重だと思うんです。
私はこの「ファイナルフューズ武重」が気に入っていて、是非、実写映画化してテーマソングも作ってあげて、「愛に殉ずるダークヒーロー」として、ゴジラやガメラみたいに世界に発信したらいいと思うんですが、無理でしょうか…。
皆さんも是非この漫画を読んで、「ファイナルフューズ武重」の奮闘ぶりを楽しんで、武重を好きになってくれたら嬉しいです!
私は、この漫画がとても気に入っています。
電子版で全72話の小品ですが、よくまとまっていて、最後まで飽きさせません。
内容は、祖母の葬式で辺鄙な村を訪れた親戚一行が、恐ろしい怪奇に遭って村に閉じ込められるというものですが、
恐ろしい怪奇も、読み手がギリギリ不快にならない程度に抑えられていながら(それでも、とても怖い)、次々と異なる「恐怖」がやって来て、安心して楽しく怖がり続ける事ができます。
「陸の孤島」に閉じ込められたということで、サバイバルの要素も加わり、生き残りをかけて緊張感が高まります。
後半になって怪奇の謎が明らかになり始めますが、これも、ホラーとして十分納得できるもので、違和感はありません。
最後の最後まで意外な展開があって、メンバーの何人かは死んだり異世界に取り残されたりするのもホラーの定番ですが、不自然さは全くなく、全体を通して面白く、満足して楽しめます。
猫(特にオス)のナワバリ争いの習性を、任侠世界みたいな話にしてあります。
飼い猫も登場するけど、野良猫がメインの物語です。
流れの猫のラスボスはとにかく最強で、誰も手が出せません。
この町で一番強いオス猫=ロイも、ラスボスにはかないません。
顔は怖いけど心は優しいラスボス…、一匹狼です。
面倒見が良くて、仲良しのアヒルさんやチビ猫ちゃんをいつでも見守ってるし、弱い猫を見ると放っておけなくて、すぐ助けます。
こういうヒーローってよくあるけど猫って所が新鮮です♪
町猫の大将=ロイも、結構カッコいいですね。
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羊の夢