KUMA123さんの投稿一覧

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評価5 25% 49
評価4 31% 62
評価3 34% 67
評価2 8% 16
評価1 3% 6
61 - 70件目/全146件
  1. 評価:4.000 4.0

    テンポは遅いが、面白いです。

    話の展開がゆっくりで最初は退屈でしたが、段々面白くなっていきます。

    昔から人々に恐れられていた「忍獣」は、普段は人の姿ですが、自分の意思で「神格化」と称して野獣系の魔物の「忍獣」に変身できます。変身後の姿は、私好みで結構カッコいいです(熊をメインに狼を足した感じです)。
    彼らは山奥でひっそり暮らしてたのに、人間の領主に騙されて戦争に巻き込まれ、その後は用済みとして一族全滅させられます。

    一人生き残ったヤヒロが一族の長の幼い息子カノンを連れて、生き残りの仲間との再会や、刺客との戦いや復讐への誓い、滅亡の原因になった裏切り者のアギラの動向など、話が進むにつれて段々面白くなってきます。
    一族の長も死んだわけではなく、何処かにいます。
    裏切りもののアギラは、何か恐ろしい事をたくらんでいます。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    可愛いエスターと素敵な伯爵の物語

    貧民育ちだけど笑顔を絶やさないエスターは、半人間半吸血鬼の「ヴァンピーノ」で、人込みに隠れたヴァンパイアを見分ける事ができます。その才能を見込んだヴァンパイアハンターのヴァレンタイン伯爵に「吸血鬼狩りに協力して欲しい」と求婚されて、豪華な屋敷で彼との新しい生活が始まります。

    絵が綺麗で、エスターはとても可愛いし伯爵はカッコよくて素敵だし、エスターのドレスもおしゃれです。
    身分違いの結婚にエスターはとまどって「吸血鬼退治の目的だけの結婚」と思い込んでいるけれど、伯爵は本当にエスターが好きなのです。何とか伯爵の役に立とうと奮闘するエスターと、自分の想いが伝わらなくてもどかしい伯爵のやり取りが微笑ましいです。
    それに、エスターの双子の兄アルジャーノンも、吸血鬼がらみで行方不明になってます(本人は貴族の養子になると言って姿を消したけど、本当はどうなんでしょう…)。このアルジャーノンを探すことも話の大きな目的になっていて、謎があり、楽しい展開になってます。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    前世の才能を取得…はやはり不自然

    前世の過去の偉人の才能を取得して天才になるという設定だけど、取得するまで自分の前世が誰なのか分からないみたいです。

    他の方のレビューのように「前世がトカゲだったらどうするんだ」って疑問がまずありますし、
    有名人の偉業というのはそれぞれの分野で生涯かけて努力した結果なのだから、今の自分が消え失せて前世の人格と入れ替わるならともかく、安直な気がしてピンときません。
    話は結局、異能力者同士のバトルなわけで、前世が凶悪犯だったという人なんかは化け物みたいな姿に変形しているし、「前世の才能云々」はなくてもいいんじゃないかと思います。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    宇宙を回遊する人魚の話

    地球で産卵して幼魚の時に他の惑星に旅に出て、成魚になると産卵のため地球に戻ってくるというのは、ロマンチックと思います。

    男女を問わず顔と体形と髪型が殆ど同じで区別がつかず、話の運びも妙に複雑な所があるので、複数読み直してみたけど、まだよく分からないです。うんと先まで読むと初めて理解できるのかもしれませんが、そこまで気力がありませんでした。
    この作者の作品は特有の残酷さがあって、それが魅力になるとも思いますが、私には合いません。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    繊細な絵柄のダークファンタジー

    繊細で普通の少女漫画のような絵柄ですが、内容はかなりダークな気がします。
    初めからして、竹やぶに生き埋めにされた赤ん坊が、地中の竹の子に押されて地上に出てくるというのです。

    SFとファンタジーが混じったスケールの大きな話のようですが、
    男女を問わず、顔と体形が殆ど同じで髪型も似ていて区別がつかず、話の運びも妙に複雑なので、読み直してみて初めて内容がわかりました。
    この作者の作品には特有の残酷さがあり、それが魅力になるとも思いますが、私には合いません。

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  6. 評価:4.000 4.0

    前向きで明るくなるマンガ

    幸田夢子は4階から落ちて、記憶を失い以前と正反対の明るい性格に!
    太った女性が主人公の漫画は珍しいと思いますが、

    純粋で明るく前向きな夢子は周囲を巻き込んで、皆に愛され皆を幸せにします。
    読んでいて、人間はやっぱり、外見よりも内側の美しさが何より大切なんだって思えますね。
    明るく前向きな気分になれる、いい漫画だと思います。
    それに、夢子が4階から落ちたのは事故じゃなくて事件の可能性があるからって、刑事がウロウロしています。
    そういう謎も、気になりますね。

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  7. 評価:3.000 3.0

    何故か、ワクワクしません。

    サスペンスとしてよくできてると思うのですが…、何故かワクワクしません。
    ナレーションのような主人公の独白が沢山あって(それがこの漫画の基調になってるようですが)、淡々としていて、そのせいで、

    夫を殺された喪失感や、夫殺しの冤罪を着せられた悲しみや怒り、逃亡犯となった不安や緊迫感、真犯人への復讐の執念、夫の子を身ごもっていると知った時の喜びや悩み、一緒に居られない子供への想いなど、心に直接響いてきません。
    作者さんには悪いのだけど、私はギブアップしてしまいました。

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  8. 評価:3.000 3.0

    モノノケ庵を通じた妖怪との楽しいお話

    モノノケ庵は小さな茶室で、現世(うつしよ)と隠世(かくりょ=妖怪の世界)を結ぶ場所になってます。
    茶室特有の小さな戸と普通の大きさの戸があって、小さい方は隠世に通じ、普通の大きさの方はドラエモンのどこでもドアみたいに現世のいろんな場所に通じていて、読んでいて楽しいアイデアになってます。また、モノノケ庵自体に意思があって、掛け軸に言葉が浮き出て会話ができます。

    このモノノケ庵の主(阿部)と奉公人(芦屋)の、妖怪との関わりを描いているわけですが…、
    芦屋に懐いている「モジャ公」は可愛いけれど、その他は、一話目に出てくる妖怪以外は、妖怪としてのインパクトが乏しくて、形が人間と少し違うだけで行動も話す内容も人とあまり変わりません。隠世の様子もちょっと変わった普通の古い町並で現世と雰囲気が大して違いません。
    そんな妖怪たちと阿部たちとのやり取り(微笑ましい平和な話になってます)が延々と続いて、お化けや妖怪&ホラー好きな私としては、異世界の雰囲気を楽しめず満足できませんでした。

    でも、星5や4の評価の人が沢山います。心の優しい不思議な生き物たちとの触れ合いの物語として、人によっては大変魅力的な温かい良い作品なのだと思います。

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    勝気な社員と可愛い社長の恋愛の話

    製薬会社に勤める勝気な佐藤唯はマゾ気の社長に惚れられて、強引にアタックされてしまいます。
    薬品の研究者としても有名な社長は一般常識がなく(天才肌の人によくいますね)、職権を乱用しながらあの手この手で連日異常に迫ってきます。
    リアルならセクハラの気持ち悪いストーカーですが、漫画なので社長はハンサムで、異常なアップローチも可愛らしく、嫌がりながらもとまどって段々社長が気になりだす唯の様子も楽しく、面白くてよいと思います。

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  10. 評価:3.000 3.0

    闘いがメインの異能力者たちのお話

    異能力者を利用する謎の組織に、能力に目覚めたばかりの優太と伊達(彼は能力を使いこなせて強い)が狙われ、身を守る為に戦います。
    ほとんどが、異能力者同士の戦い(撃退するともっと強いのが襲ってくるのの繰り返し)と、優太を強くする為の伊達の特訓の場面ばかりで、話の展開があまりありません。
    戦いの場面自体を楽しめる人には、魅力的なのではないでしょうか。

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