5.0
人の陰と陽
最新話まで読みました。
初めは胸キュンなコミックとは違い、ネガティブな思考も否定することなく、ありのまま受け入れるサッパリした人柄に凄く共感しました。でも日帆が出てきた時から嫌な気ががして、段々嫌いになって、今では早く居なくなればいいのにって願うほど大嫌いです。
楡と岬の心地よさを崩さないでって、何度思ったことか。
楡や岬を理想や憧れとするならば、日帆は現実の陰。人間が無意識にもつ嫌な部分。自分自身にある認めたくないドロドロとした部分です。
だからこそ理解できなくない部分も少しはあるけれど、それ以上に嫌悪感が強い。
自分の判断や行動に対していつまでも悩んだり後悔したりする人ほど、日帆の存在感が大きく感じるのではないでしょうか?
この作品はまるで、読む人の心理や心境を映す鏡のようです。
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太陽が見ている(かもしれないから)