5.0
最後まで見届けたいサクセスストーリー
瞬間記憶能力を持っている時点で平凡ではないんですが、覚えることはできても技術が身についているわけでは
ないため、自分の価値に気付かなかった女の子が官吏になるまでの道程を描くサクセスストーリーです。
どんどん開花する記憶能力以外の才能に毎回ワクワクします。
サブタイトルいらんと思うくらい活躍目覚ましい茉莉花の、のし上がりっぷりを最後まで見届けます!
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瞬間記憶能力を持っている時点で平凡ではないんですが、覚えることはできても技術が身についているわけでは
ないため、自分の価値に気付かなかった女の子が官吏になるまでの道程を描くサクセスストーリーです。
どんどん開花する記憶能力以外の才能に毎回ワクワクします。
サブタイトルいらんと思うくらい活躍目覚ましい茉莉花の、のし上がりっぷりを最後まで見届けます!
元カレと略奪女が、悪役丸出しの絵に描いたようなクズっぷりwww
ほとんどの方々が書いてますが、憎んで別れたわけでもない元カノに、どうしてここまでの仕打ちができるのか謎。
最新話で綾瀬氏の嫁になったことがわかり、逆ギレ&香織がさらに略奪仕掛けてくるであろうフラグが胸糞悪い。
でも、Hがつまらないって理由でふられたと言われてる女性を、「ふられた理由がウケる」と、同じ女性たちが笑いものにするって、一番リアリティがなかった。現実だったら同性として「ひどくない?男が満足させられないだけだろ!」ってくらいの意見になると思うんだけどなぁ。
「おまえらは、そんなに彼氏を満足させられてる自信があるのか?」と問いたい。
とりあえず、ヒロインには常務と真実の愛で結ばれる呪いをかけたい。
両親死後、過酷な環境で心身ともに搾取され続けたクロエがあまりに不憫でしたが、クロエを探し出してくれた
アッシュの献身的な愛情のおかげで、クロエは本来の自分を取り戻していきます。
アッシユの絶対的権力と、クロエを陥れ傷つけた者たちに対する非情な心は見ていて頼もしく、悪役たちが同情
の余地が無い連中ばかりなので、毎回「やっておしまい!」って気持ちで読んでいます。
しかし、このタイトルって直訳なんですかね?タイトルで損してる気がするんですが。。。
お話の内容は面白くて、引き込まれましたが、どうにもこうにも佳子がネガティブすぎるし、結城くんは性格的に言葉が足らなすぎるので、なるべくしてなったすれ違いにイライラして、フラストレーションがたまっていました。
やっと結城くんが本音を伝えようとしたのに、またまた佳子がネガで逃げてばかりな上、結城くんも押しが弱くてさらにイラついてましたが、ついに!
何よりも、一貫して誰に対しても「私」だった結城くんの一人称が初めて「俺」になったとき、我を忘れるくらい佳子が心配で、大事な存在なのか想像できて、ああ、諦めずここまで読んできて良かったなーと思いました。
この調子でラストまで行って欲しい。
絵も綺麗でお話の先も気になります。
だけど、ヒロイン・のの花が不憫で読んでいて気持ちが良くないです。
なので、神田が嫌いです。
・学生時代酔った勢いで一晩過ごしてしまったのの香と、後に妹と結婚する神田。両成敗なのに、のの花だけが悪者になりハブられる(神田の彼女?に現場を押さえられたので言いふらされる)。→神田は庇ってくれなかった??その後、疎遠。
・そんな相手の妹と結婚する神田。→出会った直後に妹ってわかったんだから(そもそものの花と間違えて声をかけた)、自制して欲しかった。
・無意識に男の比護心を煽る、あざとい妹。
・「娘は以前にも駆け落ちしたけど、2日で戻ったんで、またすぐ帰って来るだろうから、待っててあげて」と言う母。→いやいや、2度も駆け落ちしたこともさることながら、今回は不倫なんですが??
のの花は神田に対して、割りきれない思いがあり、それを必死に振り払おうとしている。神田を始め周囲の人たちは、悪気はなく、真綿で絞めるようにのの花を傷つけていく。
アラサーになったのの花は自制心もあり、しっかりした、そして優しい女性です。
幸せになって欲しいな。
神田と課長以外と。
色々と考えさせられるお話でした。
真実を追求することで露呈していく不都合な正義。
法的にその行いは「正義」ではなく、ただの「犯罪」。
でもこの「犯罪」=「悪」なのか?
法的には「悪」でも被害者にとっては紛れもない「正義」の行い。
「真実」「悪」「正義」が交差するなかで、被害者の妹・理世と加害者・海利の信頼と愛情が逆のベクトルで
深まっていく。
理世と海利が最後に行きつき貫く「間違った正しさ」を、私は認めたい。
何なんでしょう、この優しいぬくもりに包まれるようなキモチは。
聾唖であるヒロインの雪を、悲観的にも同情的にもキレイごとにも表現せず、ほんの少しの特徴を持つ恋する一人の女の子として描かれています。
数年前、女性シンガーが「会いたくて震える」と歌ってよくネタにされていましたが、今なら少しわかります。
この作品は震えます。
耳の聴こえないヒロイン雪。高校まで聾唖の学校に通いながらも、自らの意思で一般の大学に入学を決めた前向きで頑張り屋の女の子。
けして弱くないし庇護してもらおうとも思っていない、なのに彼女の存在そのものが儚く、いつも震えながら懸命に立っているような印象を受けます(冬だからか??)。
これはけして震えて見えるのがネガティブな意味ではなく、自然に自分の境遇を、人生を受け入れ、生きている表れだと思います。
そして彼女は恋する普通の可愛い女の子です。
憧れから恋心になった逸臣先輩への想いと、たくさんの国を旅してきた先輩の「俺を雪の世界に入れて」と言う言葉は、じんんわりと涙が出そうになります。
初めは「音のない世界」で生きる雪を目の当たりにして、好奇心から雪と接していたかもしれない逸臣先輩の、彼女への愛しみがゆったりとした時間の流れの中で育まれて行きます。
先輩がどれだけ優しい声で雪を呼んでいるかを知らなかったこと、先輩への胸のドキドキが自分の中から鳴っていることに気付かなかったこと、補聴器をしてもすべての音が混ざって聞こえ、音がどこからしているのか何の音なのかもわからないこと、私達のあたりまえがあたりまえでない雪の中で育つ恋心は、あまりにも純粋でせつなく感じます。
読後、きっと心が浄化されるような気持ちになります。
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