最初は公爵の意地悪な上から目線がイヤでしたが、配信された全ての話を読んでここに戻って来たら公爵の見え方が変わってきました。
公爵本人はまだクロエに対する関心が愛とははっきり自覚してないけれど、この回の最後のシーンで自分の脚に縋り付くクロエを「お前にふさわしくない」と諭すところに公爵なりの優しさが出てるかなと。
賢く誇り高いクロエを捻じ伏せたいだけだったら、公爵は頭を下げて懇願するクロエの姿に満足して軽蔑するはず。
自尊心より家族の幸せを何より重んじるクロエに、公爵も膝をついてクロエの目線で話し掛ける姿にもどかしさと愛おしさが現れてるかな。
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その品格に反抗を
006話
第6話