5.0
80年代
いくえみ作品の初期の方ですかね。今と絵柄はだいぶ違っていますが、ふんわりとした水彩画のような淡いタッチは今にも繋がってて好きです。
男の子の髪型は時代を感じさせますが、とにかくイケメン!
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19734位 ?
いくえみ作品の初期の方ですかね。今と絵柄はだいぶ違っていますが、ふんわりとした水彩画のような淡いタッチは今にも繋がってて好きです。
男の子の髪型は時代を感じさせますが、とにかくイケメン!
短編集で読みやすいです。
いくえみ作品は、いつも私の心を「揺らす」。その度合いが作品ごとに異なるけれども、「涙」と「揺れ」と闘わなくてはならない。ブローチもそんな作品であった。人の気持ちの移り変わりは誰も止められないし、AIにだって解析不可能だと思う。移ってしまった以上、どんなに引き止められても元には戻らない。だから恋愛って難しいし、歌になりマンガになるんだと思う。全世界の人々が共通でわかり合えるテーマが「恋愛」らしい。この物語は男の子目線からも描かれていて、そこがいい。
ハタチの女子大生の小町ちゃんと40歳の漫画家の先生。この歳の差だけで、引き込まれてきましたが小町ちゃんのピュアさ加減が愛おしいのです。まっすぐ想いを伝えてこられたら可愛くてたまらないですよね。
宝塚にいそうな男前な白川さん。何事も卒なく完璧でパーフェクトヒューマンかと思いきや、そうじゃないところのギャップがすごくて微笑ましい。坂下くんも、そういうところを少しずつ垣間見れるのが小さな喜びかもしれない。普段はクールな人の笑顔って破壊力満点ですよね。
複雑な家庭環境により、いつも他人の気持ちを優先してきた糸真ちゃんが最後は自分の幸せを掴んでプリンシパル(主役)になるストーリー。それにしても和央かわいいし、弦はかっこいいし。なんだこの兄弟は!!晴歌ちゃん、最初悪女っぽくて嫌だったけど自分の感情をそのまま出しちゃう子だってわかって最後は和解してるから、それはそれでヨシ。いいことばかりじゃなくてダークな部分もあるのが、いくえみ先生のお話に多いけれどそれが人間だもの。今回のお話もとても人間味を感じるものでした。キレイなことばかりだけが人生じゃなくて、悪いことばかりが続くものでもない。最後はハッピーエンドだから良かったです。
恋愛だけど禁断っぽくは描かれてなくて、徐々に自然とそういう気持ちになった感じ。いくえみ先生の水彩画のような淡い絵柄の90年代も拝見できて幸せが止まりません。先生も最初は彼女いたのに、花ちゃんを好きになるまでの心理の変化とかが詳細に描かれていてほっこりしました。
これは完全に冒頭から犯罪始まってる!!それと、男子目線な展開。イチバン悪いのは牛島なのはわかってる。だけど、マサとアツシも最初は悪いって思ってた。でもニーナちゃんを逃してあげるから根っからのワルではない。悪いのはすべて牛島。
伊坂幸太郎もいくえみ綾先生も好きなので待望のコラボです。一気読みでした。奇跡のマッチでした。いくえみ男子もいいですが、いくえみ女子も今回はいいなって感じました。人生うまくいかないことだらけだけど、このマンガはほっこりしました。
最初から辛い展開で読んでて苦しくなりましたが、それでもこのこの子たちの行方を見なきゃと思い少しずつ読みました。三角関係の複雑な想い、人間としての悩み、いろんな感情が渦巻いてもうこんがらがってどうしようもないなんとも言い難い状況に陥ってしまうけれど、いくえみ先生の繊細な心理描写が好きです。
中学生って大人からしたらほんとどーでもいいことなんだけどあれやこれやと悩むもんですよね。そんな、中学生あるあるが詰まってるストーリー。退屈で仕方ないって気持ちが伝わってきて、これからどうなっていくのかが気になって引き込まれました。
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スターダスト3年め