3.0
絵は魅力的
不良少年の暴力シーンが満載の復讐劇。なんだか小さい頃読んだ怖い絵本を思い出す不穏かつ鋭利な絵面が大いに魅力的です。こんなバイオレンスな高校って今どきあるのかなあ。。という感じですが、きっちり勧善懲悪を見届けたいと思います。主人公頑張れ!!
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14050位 ?
不良少年の暴力シーンが満載の復讐劇。なんだか小さい頃読んだ怖い絵本を思い出す不穏かつ鋭利な絵面が大いに魅力的です。こんなバイオレンスな高校って今どきあるのかなあ。。という感じですが、きっちり勧善懲悪を見届けたいと思います。主人公頑張れ!!
森園みるくって結構スタイリッシュな漫画を描く人だと思ってたけど、なんかこんな企画モノのゴシップ漫画描いてて残念。画力の無駄遣いとゆう印象。頭のおかしいお母さんがいっぱい出てきます。なんかリアリティがないな。。。病んでる人が多い世の中ですが、お母さんという立場の人さえちゃんとしていれば、なんとかなると思います。家族みんなに養分与えて見守りしっかり育てるという仕事を担っているお母さんがおかしいのは一番不幸な環境なのではないかと思いました。
新宿鮫の大沢在昌原作の世界観を、すっきり美しく、女子も読みやすい漫画にしています。キャラクターが魅力的に描かれていて、雪人惚れました。
小学生の頃、見てはいけないものを見るような気分でこの漫画を読みました。まだ高校生の小夜子に、大の男が次々と正気を失っていく様子は見応えたっぷり。エロを匂わせてハッキリと描かないのに、沸き立つ血の匂いまで感じる事ができる。これはもう吉田秋生先生の圧倒的な作家力!清と邪の強烈なコントラスト!
おそらく実話に基づいて作られたエピソードの数々は本当におぞましい。崩壊した家庭の中にまともな人は誰もおらず、家庭の中だけで修復することは困難。だからこそ外部の支援が必要で、助けを求めなければ駄目なのだとゆうことがよく分かった。押川さんは実在する人のようだが、崩壊した家庭のスーパーヒーローだな。身内でもない人間に、ここまで向き合う事ができるのは何故なんですか?と聞いてみたい。厳しさの中に愛情がある。実に魅力的なキャラクター。タイトルが怖すぎ!しかし言い得て妙!
これはエグみの強い漫画。人生の岐路に立たされた人間の前に姿を現す走馬灯株式会社。生まれてから現在まで自分自身の目がカメラとなって撮影された映像を見ることが出来る。人には言えないようなことも無かったことにしたいような忘れたい出来事は誰にでもあるだろう。見なければよかった人、見ることが出来てよかった人、ここで明暗を分かつのは、どれだけ自分の人生を客観的に省み、洞察できるか?あるいは懺悔や反省が出来るか?にかかってくると感じた。見て良かった人のエピソードは至極のハッピーエンドがあり、逆は最悪のバッドエンドだ。このコントラストが作品の魅力。夢中で読んでしまいました。自分なら絶対に見たくないし人にも見られたくないですw
毎日のようにニュースで虐待死が報じられるが、現実を取材して書いているのだろうか?と、疑っているわけではなくて、事件が起きている現場の凄惨さや裏に隠れている事実を垣間見るような漫画だと思います。正義感あふれる主人公、児相の一貫田さんの、現実の世界では多分ありえない大活躍を応援したくなります。でも怖いもの見たさで、現実に起きているこのおぞましい世界を漫画で楽しむ自分はろくでも無い人間だと嫌になります。
これはもう表題の通り名作です。20年以上ぶりによんだけれど、まったく陳腐化していなかった。いろいろな事を考えさせられたり胸がいっぱいになったり、本当に忙しい。お母さんの形をした寄生獣を倒すシーンは、今読んでも泣けた。絵柄がいまいち好みじゃないが、それを以てありあまる程の迫りくるリアリティ!!ずっしりした読後感。読後の充実感がものすごいです。で実写映画は失敗。
凄まじく悲しく貧しい男の人生絵巻。口当たりの良さなどどこにもなく、全てのページから軋むような金属が擦れるような嫌な音が聞こえてきそうだ。これが生き地獄なのか。血や汗や体液をインクに混ぜて描いたような漫画だ。救いのない終幕。全てがズシンと悲しい。
ずっしり読み応えがあって、読後の余韻がすごい。大学生そこそこの若者の言葉が、こうも重く大の大人の男を諌め、諭し、導くのかという理由は、この主人公が並の来し方をしていないのであろうと想像でき、後の物語に繋がる伏線にもなっています。この人が実在しないことが寂しいと思う。会っておしゃべりしてみたいと思う。ホントに魅力的です。安定した物語の組み立てから魅力的なキャラクター。ベテラン作家の作品。読んで絶対に損はしない。むしろ得をするでしょう。
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復讐の毒鼓