5.0
何が社会現象になるほど面白いのか
まず日本の大正時代って時代設定と鬼と刀で戦うって設定がシンプルに日本人に合うのかな。
そしてキャラが良い!良いキャラがいればただ椅子に座って話してても面白くなるんじゃないかって常々思ってるんだけど、常日頃ヘタレなのに寝ると強いとか、猪の皮被ってる野生児とか。柱の人達も秀逸過ぎる。
そしてリアルである事。主人公がいきなり強くなるわけじゃ無く修行したり、敵を前に自分を鼓舞したり、「前の戦いで肋折れてるのに」って時間経過がちゃんとしてたり。ワンピースだとどんな事があっても大抵平気だし戦っても次の日肉食ったら治ったりしてる(ワンピースの良さでもある)けど、鬼滅だと何ヶ月か休んだりしてる。
1番は簡単に鬼を倒せない事。びっくりしたのは上弦の花魁の鬼と戦った際、少年漫画でよくある怒った時にパワーアップする描写でも倒せなかった時、本当凄いと思った。化物の鬼を生身の人間が簡単に倒せるわけが無いのが一貫してて良い。
そして鬼を倒した後、鬼になってしまった人間の悲しみや後悔、恨み憎しみを描くんだけどそれがほんま最高やで!(急にどうした)
基本的に、夜になったら暗くなる時代の闇っぽさが全体的流れてて好き。普通に怖いシーンあるし。
絵もねー、良いよね。ペンで手描きしてる人間が描いてる感じ。着物の柄とか手描きっぽいけどそういう加工とかあるのかな?
散々褒めてきたけど柱が何人か死にそうなので最後まで読んでません(爆笑)こんなに人気があるのにダラダラ続けずスパッと終わるのも凄いよね。
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鬼滅の刃