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競技かるたの面白さを教えてくれた一冊。少女マンガらしい恋愛要素もあるが、軸はかるたに打ち込むひたむきな若者達の青春群像劇。
一生に一度は何かにがむしゃらに取り組んでみたら、その後の人生で大きな財産になる。この若者たちのように。
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競技かるたの面白さを教えてくれた一冊。少女マンガらしい恋愛要素もあるが、軸はかるたに打ち込むひたむきな若者達の青春群像劇。
一生に一度は何かにがむしゃらに取り組んでみたら、その後の人生で大きな財産になる。この若者たちのように。
農業高校って言われても、農家の家の子が行くような学校?くらいのイメージしかないまま読み始めたが、人生の早い段階でつまずいてしまった若者が、実習やそこで触れ合う人たちから大切なことを学んで、人として成長していく過程がとても丁寧に描かれている。
また普段食卓に並ぶ農作物や畜産物、乳製品、加工品が多くの知恵と労力の産物であることに改めて気づくことができ、生きることは食べること、それを支えてくれている生産者さんたちへの感謝とリスペクトを深められる素晴らしい作品。
うんと若かりし頃に読んだ時より今の方が面白い。北海道を舞台にしているところも嬉しい。獣医学部の学生がどんな勉強や実験してるか、知らない世界を垣間見れるのも面白いし、人と人との距離感が丁度よい。
少女漫画としては異色の主人公なんだけど、威圧感漂うビジュアルと超人的な怪力、でも中身は愚直で恐ろしくピュアで、自己犠牲をいとわない並外れた優しさに溢れた猛男。そんな男の真髄に惹きつけられた、これまたピュアすぎる女子高生、大和。
彼らが互いに注ぐ無償の愛に計算はなくて、ただただ大好きな相手を喜ばせたい、守りたいという気持ちだけなのに、そこにドラマが生まれる。
薄汚れてしまった大人が、心を清めたい時に読んでほしい。
自分の中で読んでよかったマンガベスト3に入る貴重な作品。出てくる人がみんな魅力的で、何かしら感情移入できたり、共感できる部分があったり。
人生の浮き沈みや逆境は誰しもいつかはどこかで経験すると思うけど、逃げずにまっすぐ、カッコ悪くても何してもぶつかって切り開いて行く人にしか見えない景色がきっとあるはず、と思わせてくれる。
大奥は色んな描かれ方をしているけど、これは大胆な発想と構想に史実をうまく組み合わせて、上質なコミックに仕上げているところが秀逸。登場人物も程よいところで変わるので飽きずにどんどん読める。
絵の美しさもさる事ながら、ストーリーにすぐ引き込まれてしまいました。刑事ものにありがちなストーリーのようでいて、雪人の背景が少しずつ明かされていくにつれ、特異な人となりと能力が説得力をもたせ重厚な物語にしてしまう。購入して続きを読みたいです。
東村ワールドのルーツはここにあったんだ、と納得できる実話ベースの漫画。父 健一はいろいろぶっ飛んでるけど、ちゃんと根っこに愛があるのもわかって、笑えてほっこりできます。
出産育児経験ない人でもめっちゃ楽しめます。育児のリアルな大変さだけでなく、面白さや醍醐味みたいものも伝わってくるし、ごっちゃんの愛すべきキャラに会いたくなって何度も読み返してしまう。
毎日奮闘して少し行き詰まってる世の中のお母さん達にそっと手渡したい。
これ読んで少し力抜いて。
そんでまた頑張って。
ドラマも観たが、仄暗い雰囲気と独特のリアリティが上手く表現されていた。社会のいろんな闇や人間の無力さ、残酷さ、無念が詰まった中に垣間見える、一片の光に救いを見いだせる作品。
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ちはやふる