3.0
不思議な感覚
人と距離をもって生きてきた主人公が心から信じていける相手が出来たから幸せ。というわけでもなく大切なものが増えたら増えたでまたそれを守るためにいろいろ大変なことが起こってしまう。というほんわかした絵柄とは違って内容はけっこう心が締め付けられるようなことが多いです。普通にしあわっせになってほしいのに。
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人と距離をもって生きてきた主人公が心から信じていける相手が出来たから幸せ。というわけでもなく大切なものが増えたら増えたでまたそれを守るためにいろいろ大変なことが起こってしまう。というほんわかした絵柄とは違って内容はけっこう心が締め付けられるようなことが多いです。普通にしあわっせになってほしいのに。
好きになった人のために本当に自分の人生丸ごとをかけて告白して、無理目な感じの関係から気持ちが通じていくまでの流れの中にいろいろなことが含まれているけど、ふんわりと進んでいく感じにもう絶対一緒になってほしい!!と思わずにはいられませんでした。
なんとなく恋のライバルなんだろうなぁと思ってはいたけれど、それにしても商品を大切にしないような人が売り場の責任者というのもすでにダメなのでは?と思ってしまう。挙句の果てにはいやがらせをするなんて、タチが悪すぎる。人間的に最悪。
あまりにもイジメのシーンや暴力が続くので、読み続けていくのもちょっと辛い。ずっといじめられていた相手に似せたペットにするなんて、ゆがんだ愛情なのか復讐なのか何だかわからなくてちょっと気持ちがざわざわする。
メーターがついているなんて。それでも不満が溜まって分裂してもその不満がなんなのかはっきりわかるので、不満解消はしやすいのではないだろうか?と思うとこれはこれでなんだかいい解消法なような気もする。
周りからおかしいと言われそうなくらいのブラコン具合。まぁその人の自由だけどあまり露骨なブラコンはなんだか居心地が悪いな。と思っていたら兄の方も相当だったというなんとなくもやもやする内容です。
見栄ばかり張って本当の自分が見せられない毎日を送っていた主人公の嘘を見抜いているし、そんな自分と付き合ってほしいと言ってきた相手がチャラチャラした恋愛をしている相手。関わりをもつようになってだんだんと好意を感じるようになってくるという、いきなり恋に落ちました!!という展開でないところが見ていて先が気になるようになっているのかな。
内容が面白いなぁとは思っているのですが、なんとなく理解できないこともある。素顔に自信がないからメイクしているという内容なのに、けっこう平気でノーメイクで出かけて行ってしまう。それも近場だけではなく、男友達に会いに行く時ですらノーメイク。知っている人にあったらどうごまかすつもりなのか?と考えるといつでもうっすらメイクしているものなのではないのかな?
ご飯作り直したときに寝ていて起きないからって、旦那さんもそんな性格の奥さんだと思っていたのかな?何も言わない舅も同居してもらっているのに少しはありがたいと思いなさいよー。なんだかすぐ離婚したいな。こんな生活。と思わないのかな?
独特な世界観がありますね。田舎にいることとは、女は男を支えていくことだけが大切で男は何もしなくても偉いという考え方。そして結婚して子供を(男の子を)生まなくてはいけない。それだけが大切。そうして生きてきた人たちに考え方を変えろというのはなかなか難しいのかもしれない。若い人たちがもっと広い考え方を取り入れられたらいいのにと切に思います。
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