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途中までは興味深く読ませてもらったのに…
引きこもり状態にありながらリモートワークで秘書役をしっかりこなす主人公を強引に外の世界に引き出そうとする雇い主の話。途中までは興味深く読ませてもらっていたが、話の展開が斜め上過ぎた上に、まるで往年の週刊少年ジャンプで頻発した途中打ち切りのようなラスト。終わり良ければすべて良しとはいうけど、残念ながらこの作品はその真逆
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引きこもり状態にありながらリモートワークで秘書役をしっかりこなす主人公を強引に外の世界に引き出そうとする雇い主の話。途中までは興味深く読ませてもらっていたが、話の展開が斜め上過ぎた上に、まるで往年の週刊少年ジャンプで頻発した途中打ち切りのようなラスト。終わり良ければすべて良しとはいうけど、残念ながらこの作品はその真逆
作者の好みなんだろうけど、主人公を猫っぽいキャラクターにしたのがとても効果的だと思える。うつ病、双極性障害という重たい話題を冷静に読み進めるのには、あまりにリアルな画風だと辛いかな、とも思うので。作者の体調次第だが、続編に期待したい
主人公の島耕作を持ち上げる方法は主に2通りある。1つは、島耕作にスーパーな活躍をさせること。ただし、何をどう頑張っても著者の能力以上にスーパーな人間は登場のしようがなく、おのずと限界がある。もう1つは、ライバルを馬鹿に描くこと。常務編で、その島耕作上げのために犠牲になったのは、課長編で有能な部下だった八木尊だった。正直後味はかなり悪い
漫画やドラマの世界では、人間味あふれる弁護士、親身な弁護士の方が人気を集めるのだろうが、この作品はその真逆。タイトル通り「しょせん他人事」という冷酷な弁護士の話。ただし、その分、依頼者は自分事として腹をくくってことに取りかかれるということになる。カタルシスはないが、色々考えさせられる物語ではある
矢沢あい作品は、一筋縄では語れない家庭環境に置かれた登場人物がよく登場する。本作のヒーロー須藤晃も、ネタバレこそは避けるが色々驚かされる。それにしても、主人公の翠も、晃の妹のひろこも、みんな前向きに困難を乗り越えていくさまに元気をもらえる。
「真綿の檻」で驚かされてこの作者の他の作品にも目を通してみた。仕草がきれいな眼鏡っ娘が実は…とか、社長の御曹司が…とか一癖も二癖もあるある人が出てくるが、どんでん返しが気持ちよくて癖になりそうです。この作者のことは今後も追い掛け続けます
突如引退した推しの俳優が直属の上司になり、いつの間にか関係性が深まるとかいう筋書きはさすがにファンタジーだが、推しがいる故に仕事ができる人間になるというのはある種のリアリティーはあるかな。ま、そうじゃなくても推しのいる人生は素晴らしいかな、と思う
うつ病などの精神疾患を患った人の家族がどう病気に向き合えばいいか、というのはとても大切なことだとは思うのだが、参考になる情報があまりない、というのは確かに大変なことだと思う。この漫画が、そうした人々のためになるものの一つとなるのだろう
精神疾患は本当に人それぞれだと思うので、体験記はいくらでもあっていいと思うし、そこに優劣をつけちゃだめだと思う。
この作品の場合、情報量はあまり多くないけど、そういうのは他で補えばいいだけの話。こういうのも必要だと思う
過去のこの作家の作品と比べると、何とも他愛のない日常を描いた漫画。旦那もさして欠点らしきものは見当たらず、読んでいて不快になるようなエピソードはないが、驚きとか感動もない。安心して読める類いのものかな、とは思う。ただ、台詞も全て手書きなのは…味は出るけどゴチャゴチャしていて目が疲れる
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