5310582さんの投稿一覧

レビュアーランキング 983位

作品レビュー
投稿 111件 / いいね獲得 167件
話コメント
投稿 665件 / いいね獲得 431件
  • お役立ち順
  • 全ての内容
  • 全ての評価
並び順
ネタバレ
その他条件
評価
検索条件変更変更しないで閉じる

11 - 20件目/全81件

  1. 評価:5.000 5.0

    随分力の入ったスピンオフ

    アオアシ本編で主人公・青井葦人の母・紀子が、葦人の兄・瞬が愛媛のJリーグのチームからスカウトが来ていてどうしたものかと苦慮する(葦人にアドバイスを求める)場面が描かれていて、その話はいずれまた、みたいなことが書かれてはいた。そのうちさらっと短編でも書くんだろうと思っていたら…まさかの短期集中連載で、あっという間に単行本にまでなっていた。すげーな(^-^;
    猪突猛進で不器用な葦人に対し、頭脳明晰でテクニックにも秀でている瞬だが、なまじ頭が切れるだけに、葦人のように何が何でもプロサッカー選手になるという強い意思は持てずにいた(それ以前に喘息で一時はサッカーから離れていた)が、葦人の活躍に触発されて…という話。
    劇中の愛媛のチームの描かれ方がリアル(モデルのチームは来年はJ3行きかな?)だが、瞬兄のかっこよさを引き立てているとは思う

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    満たされない気持ち

    ネタバレ レビューを表示する

    体だけが目当ての男と、金だけが目当ての女が、ひょんなことから本気で相手と恋に落ちたら、かえって自らの立ち位置を見失って戸惑うことになってしまった…
    私はそんな恋には縁が無いが(苦笑)幸せなはずなのに、何故か気持ちが満たされないというもどかしさはよく分かる。幸せって、何なんだろうね。
    周囲の登場人物の描写も丁寧で読みごたえはかなりある。
    それにしても、こんなに一気に読み進めてしまうとは自分でも意外だった。とにかく読んでいて刺さる物語だ

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    仕事選びの大切さ

    職業に貴賤なんかないし、どんな仕事でも大変なことには変わらない。ただ、自分で納得して選んだ仕事なら、辛くても乗り越えられる。パートの仕事であっても、その最初の仕事選びが大切なんだということがよく伝わってくる。
    この作者の作品を読むのはこれが3本目だが、とにかく読んでいて嫌な気分にならない、本質的な悪役はいないし、どの立場の人にも共感できるように描かれているのがいいと思う

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    新鮮な組み合わせが面白い!

    見た目良し、性格も良し、家事もバッチリこなせるハイスペックな、でもバツ1ですっかり自身喪失してしまった男性と、箱入りで天然だけどとにかく真っ直ぐな女性が、ひょんなことからお見合いし、晴れて結ばれた。結婚後もまあ色々ありそうではあるものの…こういう組み合わせは新鮮で興味深い。女性の方も天然ではあるけれど、仕事はできるし、これは課金して読みたいと思わせる内容だわ

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    ハチの成長譚とナナの弱さ

    ネタバレ レビューを表示する

    この物語の導入部で、ナナは不幸な過去を乗り越えて強く行きようとするカッコいい女性に、ハチは甘やかされて育った大人になりきれないダメな女(でも憎めない)のように見える。この対照的な二人が偶然の出会いを経て意気投合するが、その後の2人には怒涛の展開が待ち受けている。
    序盤はハチはむしろ読者に嫌われそうなぐらい色々アレなのだが、物語が進むにつれ、ハチが成長を遂げる一方でナナの弱さが露呈していく。すごく上手に紡がれている物語なのだが、諸事情により連載が止まったまま、完結が危ぶまれる状況になっている。何とか最後まで物語を見届けたいのだが、その願いは叶うだろうか

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    寓話ではなくなった男たちの闘い

    ネタバレ レビューを表示する

    そもそもこの作品は、寓話とまで呼ばれた殺し屋組織の中でもずば抜けた天賦の才を持つ「佐藤」が、いかにその才能を削ぎ落とし、社会に馴染めるかという過程を描いたものだった。続編では、組織から解放された元殺し屋たちが、どう立ち振る舞うかに悩みながらも、身近な大切な人を守ろうという闘いになっている。元殺し屋が誰も殺してはいけない…とまでは言われてなくても、そうありたいと自らに枷をはめながら立ち回る、制限の中から生まれる面白さを堪能することができそうだ

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    メッセージは古びていない

    平成が始まったばかりの時期に発表されたというかなり古めの作品。羊ヶ丘に行っても札幌ドームが見えなかったり、スパイクタイヤがまだ使われていたり、【自粛】に羽が生えているのにテンションを上げていたり(今は当たり前のような気が…)ちょくちょく「古さ」を感じさせるところはあるし、そもそも産院というもの自体が古めかしい施設ではあるが、生命に対するリスペクトという作品のメッセージ性は令和の今読んでも全く古びていない

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    こうあって欲しかった政権交代

    ネタバレ レビューを表示する

    大手商社のやり手のサラリーマンから国会議員へと転身を遂げた主人公。世襲議員でありながら、従来の派閥のしがらみにとらわれず、頭角を表していき、ついには政権交代を実現する。官房長官、外務政務次官(当時は副大臣、政務官はなく、このポジションが副大臣相当だった)、防衛庁長官(まだ防衛省に昇格する前の話)などを歴任。ついには総理大臣にまで上り詰める
    途中までは興味深く読み進めることができたが、最後はやや消化不良に終わる。これは作者の責任というよりは、総理大臣としての正解そのものが見いだしにくいからだと思われる。この作品を最後まで見事に描き切る力があるのなら、著者が総理大臣になればいい

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    ヤザガクという桃源郷

    ネタバレ レビューを表示する

    物語の舞台の矢澤芸術学院、通称ヤザガクのとんでもなさに圧倒されまくる。主人公もそうだが、目指す未来像(主人公の場合は服飾デザイナー)をはっきり持ち、高い目的意識で学びにいそしむ生徒たちのパワーに圧倒される。幼馴染みの山口さんちのツトムくんはそうでもないみたいだけど、まあそれはさておき、精神的には不安定な主人公と、ツトム君の成長譚を楽しむ作品。やや、りぼんでやってはいけないこともやっていたようだが、それもご愛敬か

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    共感しまくりの第1章、からのギャップ

    まだ恋についてよく分かっていない少年と少女が、手探りで恋人になろうとする第1章の甘酸っぱい物語は、素直に共感できる。
    それだけに、その後の「彼女」が「最終兵器」というぶっ飛んだ展開との落差の大きさにクラクラする。
    恋する2人に2人だけの秘密はつきもの(秘密だから回りの人には知られてはいけない)だが、この作品の秘密のスケールの大きさは半端ない。この話があり得るかどうかはさておき、誰にも言えない秘密を抱えながら2人で何とか乗り越えていこうとする、ことから学べることは多いと思う。とりあえず、無料分で第1章も、その後の急展開との落差も楽しめるので、そこだけでもぜひご覧ください

    • 0
全ての内容:全ての評価 11 - 20件目/全81件

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています