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ちひろさんの下で姉と弟のようなポジションに立っているオカジとハゲの物語。運動会に親が来てくれそうにない、ちひろさんも仕事が忙しくて顔を出せそうにないという中で、生まれて初めて弁当作りに励むオカジ。しかし、オカジも家族の中で浮き上がり、苦しんでいた。ハゲの親もまあまあ怖いが、オカジの親の気持ち悪さったらないわ本当に(外見はいい親なんだろうというところが尚更)
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ちひろさんの下で姉と弟のようなポジションに立っているオカジとハゲの物語。運動会に親が来てくれそうにない、ちひろさんも仕事が忙しくて顔を出せそうにないという中で、生まれて初めて弁当作りに励むオカジ。しかし、オカジも家族の中で浮き上がり、苦しんでいた。ハゲの親もまあまあ怖いが、オカジの親の気持ち悪さったらないわ本当に(外見はいい親なんだろうというところが尚更)
のこのこ弁当の女将さん、まだ自分が入院中に新たに店に加わった「ちひろさん」に会ったことはなく、会うのが楽しみだというが、実は客としては面識があり、しかも、ちひろさんのちょっとしたいたずらで、謎の友人と化していた。
ただ、ちひろさんのダークサイドすらも見通せる千里眼の持ち主。物語の中での圧倒的なラスボス感満載な人
のこのこ弁当の女将さん初登場の会。現在入院中。まだ「ちひろさん」に会ったことはない…ことになっているというが…
物語の舞台はどこ、に新たな展開。日帰り圏内に潮干狩りが出来る場所がある。うーむ…潮干狩りというと圧倒的にチバラキだよなあ…
「電車を止めるな」。でも自殺自体は止めないちひろさん。おそらく、自身も自殺したいと思ったこともあるのだろう。重い一言だ
終わってみて後から振り返ると、これって大好きだった居酒屋のお葬式みたいなもんだな。楽しそうだけど、ちひろさんのダークサイドが垣間見える危うさものぞかせた回だった
お気に入りの居酒屋が最近開かない。じゃ、自分で開けちゃえばいい。何ともちひろさんっぽい話
「ちひろさん」ではほぼ初めて、彼女の破滅的な部分が現れる回(合コンの回で軽く発作は出ていたけど)。幸せな日々が続くと、それを全部ぶん投げたくなる衝動にかられるのか、奇行に及んでしまう。そこに彼女の底に澱のようにたまり、浄化しきれないドロドロとしたものを感じる。自分の心にもそういう澱は存在する。だから、こういうエピソードに共鳴してしまうのかもしれない
それはさておき、ここはどこの町、という謎解きに必要な材料も随分集まった。海沿い(漁港)で積雪地というだけで随分と絞られる。必然的に日本海沿岸だ(太平洋沿岸は北海道以外は積雪はあまりない)
自転車ではねられ、怪我を負っても平気な顔をしていたのに、へこへこ謝り続けられたことでぶちギレるちひろさん。いかにもだなあ、というエピソード。それにしても、ここはどこの町なんだろう。凄く気になる
何にも知らない町にプラっと行ってありのままに楽しむ。失敗もまた一興。実は私もこの手の遊びが大好きなんですわ。
それにしても謎なのが、ちひろさんの舞台はどこなのか?
はっきりしているのは、海沿いにあり、鉄道が通っている町。都会過ぎず、田舎過ぎず、でも7駅移動すれば、くたびれているとはいえ商店街がある町にたどり着ける。今回の舞台の駅名は何となく長野っぽさを感じるが、海沿いから7駅で長野にはたどり着けないしなあ…(^-^;
そんなことを考えるのも楽しみだったりします
ちひろさん
022話
第14話 姉弟(1)