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嘘が聞き分けられる
嘘を聞き分けられる特殊な能力を持つ鹿乃子は生まれ故郷で疎まれ街へ出てくる。行き倒れになりそうになった時、探偵の祝先生と出会う。祝先生は鹿乃子の力を気味悪がらず受け入れてくれただけでなく、その特殊能力を活かして2人で難事件を解決していく。鹿乃子は疎まれていた自分の能力が人の役に立てる事を知り、聞こえる以上の力をくれたと祝先生との出会いに感謝する。普段はヘラヘラしている祝先生が推理の時は真剣な眼差しで見事に事件を解決します。2人の食べ物を中心とした日常の場面もほっこりさせられ、真面目な刑事の友人も良い味を出しています。一つの事件が1話か2話で完結するのも読みやすくオススメです。
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嘘解きレトリック