短いっちゃ短いけど、とても読み応えのある回だった。
楓がようやく自分の残酷な仕打ちに思い至った…と思いたい。
でも、自信家かつ自己中な彼女のこと、そこを棚上げしてみちを痛めつけないとも限らない。
みちは陽に「いつか子どもを」と騙されてきて、誠に癒しを求めたけど諦め、その上(カラダの関係もなく終わらせたのに)楓に制裁されるくらいなら、もう逃げてほしい。
彼女を傷つけ裏切る人間しかいない小さな社会など、捨ててほしい。
そうでないと、彼女の生きる道がどこにもない。
みちにしろ誠にしろ、ただ信じて待っていたのに。
でもそれじゃ愛も信頼も搾取されて終わりなのね。
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あなたがしてくれなくても
117話
第58話 3