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酒と恋には酔って然るべき

長い時間をかけて発酵する恋愛

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以下、74話までのネタバレ含みます。
話しも面白いし、日本酒にも詳しくなれる漫画！
アラサー松子と部署異動してきた年下今泉君は隣の席同士。今泉君は今どきらしく飲み会が苦手で事あるごとに断ります。
松子はそんな後輩にも気遣い何かと世話を焼くことに。
後輩今泉くんは世話焼き松子にちょっかいをかけますが、松子の家にあった大量のカップ酒ストックに引いてしまいます(笑)
そんなこんな掛け違いで今泉くんとは距離が出来て、お互い新しい彼氏彼女が出来ます。
彼氏の伊達さんは少しばかり彼女とその他の線引きが曖昧で、松子は彼の携帯に何人もの元カノからの連絡が来ていることに気付きます。
それでも共通の日本酒好きも相まって、伊達さんを信じることにした松子、その矢先に伊達さんはアメリカで飲食店を営むと言って曖昧な別れのまま旅立ちます。
傷心の松子でしたが、相変わらずの連絡頻度の伊達さんに別れてるのか、別れてないのかハッキリしない状態に混乱。

一方の今泉くんは、幸せに日本酒を飲む松子を見て、飲み会にも参加できるようになり、独りを楽しめる松子が気になり始めます。結婚を考えれなかった彼女とは別れて、松子と伊達さんの付き合いを見守るつもりだったのかな？伊達さんのアメリカ行きで、松子が付いていくと聞き、行かないでほしいと本音を漏らします。たぶんこの辺りで自分の気持ちに気付いたのかな？
社員旅行で松子を別室に連れ込み、松子の自分への気持ちを探ろうと近づきます。でも松子は伊達さんへの心があるので、態度で示され、今泉くん仕方なく、友達になりたいと言い松子への気持ちを諦めました。伊達さんの渡米後は良い友達で居ようと心がけるのですが、松子の同期のチャラ男？君が（名前忘れた）出てきて、何かしらあるたびに松子といい雰囲気になるので、（でも松子にもチャラ男にもその気はない）頑張って諦めようとする気持を燻ぶらされてます。チャラ男は簡単に松子に触れるのに、自分がその位置に居ないことを思い知らされます。焦りがピークになり、ハイキング中に思いがけず松子に触れられ衝動でキスしようとしますが松子に止められちゃいます。
とうとう74話で観念したように今泉くんが松子へ告白しちゃいます！
絶対日本酒の発酵と掛けてると思います！今泉くんの最初の頃から74話の告白。この変化は発酵と言わずして何でしょうか！更新が待ち遠しい！

11年後、私たちは

部長が、主人公の母親が良い

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絵柄が好みではないけれど、潔い女のコが主人公で、感情移入しやすかった。タイミングよく性格の良い部長が現れたけど、現実ではこんなに心がイケメンで、将来を考えられる相手がすぐに見つかる訳ではないと思う。
そこは漫画として良いところでもあり、部長のコトバに癒やされる読者多いだろうな。部長のように歳をとってからの好きになった人は、永く続くような気がします。
漫画には珍しく、追いすがる元カレを諭してあげたのは主人公の母親で、とても説得力のあるコトバだった。
「こーゆう年になると縁というものを信じるの、運命の赤い糸ではないけれど、縁があれば浮気があってももう一度ヨリを戻すこともあるだろう」
こんな良い諭し方、めったに見ないなあと思いました。

外面が良いにも程がある。

表題も好きだけど

表題作もいいのだけど、4話から始まる業務上偽装恋愛のほうが好き！
　主人公は転職組の派遣社員。狙ってはいなくとも皆玉の輿が向こうから来るなら拒む人は居ないはず！思いがけず、求愛してくる御曹子！もちろん御曹子好みの控えめな女子を装って主人公はまんまと御曹子と付き合います。主人公の化けの皮が外れたとき、御曹子の本音も見えるのだけど、御曹子の本音も素敵！イケメンだわ。
　優しい毒薬も面白いのだけど、ぜひ続編で口の悪い調理師とどうやり取りしていくのか見せて欲しかったな！
　この短編集が好きな人は同作者の深夜のダメ恋図鑑も読むべしです、きっとこの倍は笑えます。

ハニーレモンソーダ

りぼん掲載と侮るなかれ、実は大人向け

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絵柄の好みを乗り越えればこのマンガ最強！中学時代は石とよばれイジメられてきた石森羽花は、自分とは真逆の人気者、三浦界くんに出会い、惹かれて同じ高校に入る。
三浦界も変テコなイジメられっ子、羽花をときには助け、距離が近くなっていく。周りから界くんは慈善活動と言われ、生き物係ならぬ石森係と呼ばれる。羽花は界に引勇気をもらい、かつてのイジメっ子に再会しても負けない強さを身に着け、友だちもポツリポツリと作っていく。
羽花にとって界はアイドル、界にとって羽花はほっとけない生き物。そんな関係性が段々と変わり始める。
羽花が本来の自分らしさを取り戻す様子をみて、界は羽花の本当の強さに惹かれ始める。みんなのアイドルだけど能面で何考えてるのか分からない界が羽花だけにみせる表情が豊かになっていく。その過程が素敵！！
少しネタバレだけど、二人の両思いになってからの成長も素敵。お互いしか見えなくなるような瞬間が増えてくる2人。その様子を見守るかつて教え子に手を出した先生は言う。心の中に深く想う人がいる、それはとても強いようで脆い。君達は多くのものに助けられ庇われている。溺れるには若い。この言葉！りぼんと思えない深さ！
学生時代の盲目の恋を諭すような言葉に感動です。
もちろん、その言葉の大事に気付く界、自分の欲望を留められるようになる。
まだまだ終わらないでいてほしいマンガです！ぜひ一読してほしいな！

やわ男とカタ子

先が気になる

やわ男はオネエ男、カタ子は腐女子の模様、あり得ない組み合わせに先も気になるし、お互いの悩みがつぶさに理解できます。とは言っても！主人公があまりに後ろ向きでイライラするけどね！読み進めると少しマシになる主人公が居るので安心！話は脇役のモテ女子とオタ女子の悩みまで語られます。この非モテオタ女子が少し性格悪くて、べつにこの子のサイドストーリーは要らないんじゃないかな？と思って星1個減らしました！

モトサヤ

瑛作もまたこじらせてるんだけども

女の子はこんなこと言われたらトラウマなるわー勇気出した主人公には拍手！瑛作の想いが深いゆえにこじらせてて見てて面白ーい！こじらせもココまでいくとストーリーのアクセントになるわ(笑)
二人とも辛い過去を最高の思い出に変えれたことが読んでて泣けてくる。
きっと皆それぞれに恋愛で苦い思い出があるはず。そーゆうの思い出せます

神様はじめました

話は長くとも！

巴衛の格好良さに惚れる！また噛ませ犬ならぬ蛇もカッコいい！！話は長くても少しも中だるみすることなく最後まで一気に読めてしまいます！ななみも巴衛も周りの神々に至るまで、成長が見られるので不意をつかれて涙がでます！

らせつの花

意外なカップル

絵のタッチが定まりつつあるころなのかな。どんどんキレイになっていきます。ラセツって名前は鬼の名前だよなと思いながら読みすすめていくとやっぱり名前の由来が出てきました。何故鬼の名前をつけられたのか面白かった。強くて可愛いラセツちゃんと二人の男の人、どっちもくっつくのかも楽しいです。最後は涙無しに読めませんでした。

青に、ふれる。

特殊な相手なだけに運命の人になってほしい

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女のコも大きなアザつき、先生も顔認識出来ない病気、でも女のコだけはアザのおかげで認識できる。っていう設定だけど、先生が青いオーラで主人公の女のコが見えるというので、アザだけじゃない特別な意味合いを持っているんでしょうね。
知り合いにイケメンで顔半分アザのあった男の人が居て、時代遅れの糞ババアにアザのせいで結婚を反対されて恋人と引き裂かれたとのちに聞いたので、（そのあとにアザを除去したとも）こんな感じに苦しむのかと想像しました。
お互いが自分のことを救う段階なので、まだまだ話しが進まなそう。
高校教師と生徒という壁もまたハードル高そう。続きが気になります

王様ランキング

今まで見たことないストーリー

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絵が苦手でも一読してほしい！一気よみしてしまいます。ホッジとカゲくんの友情、母親の愛情、信頼、裏切り、すべての登場人物に人情を感じさせます。
漫画によくあるあーこの人信頼出来そう！この人悪そう！っていう先入観を次々と良い意味で覆していきます。
口から発する言葉ってのはアテにならないもんだな。その点、ホッジは口が利けない分、表情や行動で性格が見えます。
早く終わりまで見たいような続いてほしいような、、。