4.0
背景も人物も丁寧に描き込まれていて、話ごとに登場するキャラの立ち位置・状況がすぐに理解できて分かりやすかった。
そしてセリフ以上に表情や仕草からも人物の感情が読み取れるのがいいと思った。
さりげなく登場する花も話に上手く溶け込んで自然だった。
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133位 ?
背景も人物も丁寧に描き込まれていて、話ごとに登場するキャラの立ち位置・状況がすぐに理解できて分かりやすかった。
そしてセリフ以上に表情や仕草からも人物の感情が読み取れるのがいいと思った。
さりげなく登場する花も話に上手く溶け込んで自然だった。
初恋と暗殺のはざまで心が揺れ動くルシルの心の声が、ちょっとズレてて面白い&かわいいです。
任務をこなそうと何度か暗殺を試みるもユーリー様にトドメを刺せなくて、どんどん結婚式が延びていく。
ユーリー様も病弱でのほほんとしてるように見えて、じつはキレ者っぽい。
ユーリー様を狙う暗殺者は他にもしょっちゅうその辺に紛れ込んでますが、ルシルに見付かりすべて事前に片付けられている。
なんかルシルが逆に最強のボディーガードみたいになってるのが面白いです。
ルイスさんの宿屋は全体的に何もかもがボロい。しかし、なぜか客室のベッドだけはお姫様仕様でゴージャスというのが部屋とミスマッチで面白い。
前世で宿泊所に勤務していたつぐみがその経験を活かしてルイスさんの宿屋を手伝う。
やさしいけどクールでマイペースなルイスさんの過去、そしてルイスさん&つぐみの関係がどうなっていくのかも気になる。
ツッコミを入れるときもボケるときもどっちも真顔なのが面白い。
途中で入る無言のシーンも「間」が絶妙だったり、カメラのアングルだけが連続で別角度から映されたり、何でそれだけでこんなに面白いんだろう(笑)
本人たちは狙ってるわけじゃなくていたってフツーに会話しているようなテンション。
派手な演出で笑わせにくるんじゃなく自然体でジワジワ笑わせにくるから、いつどのタイミングで笑って吹き出しそうになるかが予測できないです。
誰もが人生という自分だけの物語を持っているとしたら。1人につき1冊の本がもし、あるのだとしたら。
ヤヅが毎回そうやって人の本の中に入っていきます。(何だその説明…)
その人が歩んでる人生が文章になってるシーンは、本当に本を読んでるみたいな感覚になりました。
魔法使いの鈴木さんのテンションが独特で面白い。
現代から異世界にとばされる話は流行ってるけど、これはその逆で魔法使いが現代にきちゃったパターン。
シリアスな話かと思いきや、ギャグで面白いです!
鈴木くんと高木さんのシュールな会話が笑えて読んでて思わず吹き出しそうになりました。
人前で読むとニヤケそうでキケンです。
何回も8月31日を繰り返してる2人だけどまったく同じ日というのがない。
転生したのが男性向けのエロゲというハードな設定なのに、主人公のルイがまったくもっていい人&常識人なのでホッとします。
本人はバッドエンド回避が目的といえど、献上されたメイドの女の子・イルゼにたいしても手を出さないどころか謙虚でやさしく接します。
コミカル路線な描写が多くてダイエット方法もハチャメチャなので、そこは深く考えないようにしました(笑)
痩せたからといって元々の口癖まで卒業できるわけではないらしく、「ブヒィッ」「デュフフ…」が抜けないのはもうしょうがない!と割り切りました。
文さんの不器用なところがかわいいです。冷めてるように見えて、ツッコミが面白いところも。人間味が溢れてるところも。ちょっとしたことでウキウキするところ、なんかツキがないところも…。
文さんが寂しいって感じる瞬間も妙にリアル。
外から見たら文さんも誰かにとっては羨ましく思われてもおかしくないかもしれない。
でも本当のことなんて、外側からパッと見ただけじゃ分からない。
トレインかっこいい!スヴェンいい人!魅力的な登場人物がたくさん出てきます。
リンスやイヴも根がやさしくて好感が持てる!
戦闘シーンもかっこいいです。とくにトレインが銃で戦う姿。
牛乳を飲んだりお調子者になったりしてる時のトレインとのギャップがいい。
いじめっこが鬼畜すぎて最低です。いじめというより犯罪です。
アスラに鍵を使わせたのは謎の老人、そしていじめっこのせいです。
だって誰も助けてくれないから。いじめっこは天罰が下るどころか毎日元気で、いじめをやめない。だからアスラが鍵を使う気持ちに共感した。
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つれづれ花譚