読者1 「役人の話は余り面白くないね。」
読者2 「だって『厄人』なんだもの。」
最後のシーンは、幕府が経済活性化の為に、あえて火を付けたのに対し、権力を持たない夜鷹の人々は一生懸命消火に励んだ。「大金を持つ者と持たざる者」「悪行を積む者と善行を積む者」その対比を描きたかったのかなと思う。
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読者1 「役人の話は余り面白くないね。」
読者2 「だって『厄人』なんだもの。」
最後のシーンは、幕府が経済活性化の為に、あえて火を付けたのに対し、権力を持たない夜鷹の人々は一生懸命消火に励んだ。「大金を持つ者と持たざる者」「悪行を積む者と善行を積む者」その対比を描きたかったのかなと思う。
のぞきばあさんの全身初めて見た!!(笑)。
幽霊話とかも含めて、本当にこの手の話上手いよな~。
半兵衛さんが日頃から供養していて、自分達の事を忘れないでいてくれたから、皆さん護ってくれたのかもしれない。後、柳生十兵衛様も柳生家に不満があったから化けて出てきたのだろうけど、もしかしたら、久しぶりに刀を思いっ切り振りたくて出てきたのかもしれませんね。
半兵衛さんは恩に熱い人だ。一度でも受けた恩は一生忘れない人なのではと思う。
でも、相模屋の夫婦は違う。時間が経てば、人は良くも悪くも変わるものだと思う。
それに自分が思うに、昔、夫婦が半兵衛さんに人斬りを止める様に言ったのは、自分達のエゴを満たす為だけだったのではないかと私は思う。奥さんが「この子(半兵衛さんの子)が不憫で」と言ったのも、特に心に引っ掛かった。他所の人の子供なんですよ。自分の子供ではない。それを勘違いしてはいけない。
人には生きて行く上で、いくつもの「事情」というものがある。向かって来る敵を斬らなければ、自分もやられてしまう。対話で済む様な生易しい現場ではない。それが、半兵衛さんのいる「職場」だと思う。
誰かが止めなければ、誰かが心を鬼にして斬らなければいけない「悪」が、この時代にも存在していたのだと思う。
今回の「仕事」のお話は「投資家」なのかな。
泣ける。同時に、江戸時代の連座制の恐ろしさを初めて知りました。子供まで巻き込むとは…。
半兵衛さんの娘さんが茂吉に最後に掛けた言葉は、正に「地獄で仏」だったと思う。慈悲と慈愛の言葉だったと思う。
後、のぞきばばあさんも半兵衛さんの立派な家族なんだね。
宅配便の話の時も思ったけど、漫画家さんの方針なのか、アウトロー系の話がちらほら見えますね。
毎回泣けるよー。んでもって、話の続きが凄い気になるよー。
まるで観音様の様な、立派な奥様。泣ける話でした。
何だか泣ける話。荷物は「持って来る」のが当たり前じゃない。「持って来てくれる」のが正しいんだと思う。
もっこり半兵衛
048話
第二十四話 地図の謎(2)