第一戦目の八木少将戦も凄かったけど、今回も物凄い展開になってる。
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第一戦目の八木少将戦も凄かったけど、今回も物凄い展開になってる。
狂四郎さん。不覚でしたね😓。本来の目的は少女救出計画のはずなのに。アザミさんに夢中になりすぎて、さおりちゃんを放りぱなしにし過ぎた。あの子は他の洗脳された子供より遥かに賢いから、誰よりも心がボロボロで繊細なんだと思う。だから、我慢出来ずに一人で脱出しようとしたんだと思う。
驚いたな。バーチャル教室の女教師は実在の人間がモデルだったのか。
少女救出だけの筈が「女の園」ゆえか、様々な女性の思いが交錯し、複雑に絡み合って行く。
機械仕掛けの残酷な農園で、人間の女性が持つ特有の「母性」が生きていた。今回も色々と泣けました。
敵味方関係なく、台詞の一言一言が印象に強く残る。
面白いです(^_^)。
毎回だけど、幽霊話は泣ける(i_i)。
忘れな草の花言葉は「私を忘れないで」。だけど、この場合は、清庵さんが紀文さんから受けた恩をずっと忘れないという意味なのかもしれない。
幕府によって、花の様に儚く散ってしまった清庵さん。でも、清庵さんの教え(魂)は野草の様にたくましく生きる農民達の中でずっと生き続けたのではと思う。
江戸を一つの川に例えるなら「上流」に住んでいたのは武士、「中流」に住んでいたのは町人、一番下の「下流」に住んでいたのが、江戸に助けを求めてやって来た百姓達だったのではないかと思う。
やむにやまれず、村を捨て江戸にやって来た農民達は、幕府の最大の犠牲者だと思う。それを見て見ぬふりで助けない幕府は「無能の集まり」か、それとも「金を持たざる者は人にあらず」の「非道の集まり」か。
未来ある若き蘭学者よ、泣きなさるな。真に無力な者は、困った者を見ても心を痛めず、大勢の人間を助けられる金と力を持ちながら、何もせず、私利私欲に走る外道達の事よ。
何だか八木少将も刀になって、狂四郎と一緒に戦ってる様にも見える。思えば、二人供「機械仕掛けの」世界に反発し、変えようと行動している時点では、共通していたのかなと思う。
狂四郎2030
096話
第69話 作戦変更でござる