私としては大物界の小物でしかなかった早乙女がぶっ潰されてスカッとしたけど、勇君からしたらこんな雑魚のせいで一家が壊されたという事実に悔しさを抱いてしまいますよね。
とはいえあいつのそういう面を頭では理解していたからこそ、あえて百々ちゃんや木下ちゃんへの義理を通す事にした侠気に惚れました。
というか、私の推理は二重の意味で大外れだったのね。彼が餌食の安心感を利用して騙せる事も即時の判断力がある事もちゃんと見ていたのに、あれこれ心配していた私が馬鹿みたいです。
まあそんな所も好きですし、自分で自分にお預けした過去編への興味が更に湧いて来たからむしろありがたい位です。
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復讐の毒鼓
090話
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