1.0
17話が個人的に有り得ませんでした
この作者さん、難病で大変なのは分かりますけど、他人をこき下ろすのが好きらしく、ちょいちょい読んでて不快になるポイントがあります。
看護師を理路整然と論破してやった!とか。
パーキンソンの権威であるW先生を手紙で打ち負かしてやった!いつも上から目線で診断下さなかったのに今日は何だか小汚い格好ですね、やっぱり私が正しかったんじゃんザマーミロ!とか。
そういうのを武勇伝的に語ってくるのちょっとムカつきます。
なかなか診断がくだらずにイラついてたのはわかるけど......それでもちょっと。自分が正しいアピールが鼻につきます。
それに、診断の付き添いに来てくれた方に対して、私はこんなに大変なのに綺麗な靴履いてオシャレしてお化粧もしていい気なもんね、お化粧の上からでも青ざめてるのわかるわよ?って意地悪をモノローグで言い放題言ったかと思えば「あの人もう二度と連絡してくれない気がする......」なんて悲劇のヒロインアピールしてくるし、なにがしたいのよ、と。
占いだかお祓いだかしてくれる人のカツラがズレてたとか、
モテる先生が後ろから見たら実はハゲだとか、
退院する高齢の女性が「うちの嫁ブスなのよ」って言ったとか、服のコーディネートにいちゃもんつけてたのを見て「コーディネートなんか気にするんだー」って書いてたりとか、
とにかく『そのエピソード書く必要あった?』って思うことが多いです。
同年代の人をそれなりの年齢感で書くくせに自分のことはハタチかそこらの少女のように描くし、違和感......。
元々の性格がそうなのか、病気に伴ううつがそういった意地悪な目線をもたらしているのか知らないけど、勢いで全話買ってしまって後悔中。
18話以降やさしく穏やかになっていってくれるといいけど、と思いつつ、続き読みたくねー!とも思ってます......。
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漫画家、パーキンソン病になる。