4.0
明るいシンデレラストーリー
主人公ほのかの冒頭の幸せなシーンから、そこに至るまでの険しい(しかし人として成長できる経験)道のりがホンワカと描かれていて、とても良い。こちらとしても、「カーテンの向こう側」が、よくわかった。
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主人公ほのかの冒頭の幸せなシーンから、そこに至るまでの険しい(しかし人として成長できる経験)道のりがホンワカと描かれていて、とても良い。こちらとしても、「カーテンの向こう側」が、よくわかった。
デブ姉の心が浄化されていく過程がおもしろい。心の余裕が段々出てくる様子が感じられる。結末は‥、哀れ。
レストランに入る際には食べログの評価を気にしたり、モノを買うときもレビューを見なければ気がすまないなど、ネットに支配された現代人への痛切なアイロニー。しかも、主人公の視点から語られるので、自分の欠点がわからない。なぜ三下り半を突きつけられたのか。つくづく、物事を考えるときには双方の視点が必要と感じた。
出来の良い夫ほど物足りない、とはこういうことなのか。外面の良い人がほとんどだが、家庭という究極の「ウチ」であるからこそ、本能が出るのだろう。
タイトルの物騒な感じの中で、どれだけクリーンな設定を貫くかが本作のポイントと感じる。先生は下心なく、生徒は無邪気に。どこまでいけるのか見物。
序盤しか読んでいないので、実際に夫が不倫しているかどうかは分からないが、妻に対する冷めた感情が伝わってくる。妻が健気。
トラウマ的な過去を持つ天才ヴァイオリン少年に、魅力的なヒロイン、熱く温かい恩師、そしてオーケストラ部、という舞台装置を最大限に活かし、作品全体を甘酸っぱい青春が貫いている。名作。
主人公とヒロイン同志が真面目なキャラクターで、両者のすれ違いに焦点が当てられていると感じた。面白い。
女性から男性に対しての「オトコってしょうがねぇなぁ〜」という、大きな愛に男は生かされているんだな、としみじみ感じた。「悪さしながら男なら、粋で優しいバカでいろ」という、ある歌の歌詞を思い出した。ちなみに、本作の「虫が帰ってきました〜♪」は名言(笑)
中年サラリーマンの心のヒダにスッと入っていく、ヒロインの透明感のある美しさが見どころ。今後の展開に期待。
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