5.0
爽やかな良作
トラウマ的な過去を持つ天才ヴァイオリン少年に、魅力的なヒロイン、熱く温かい恩師、そしてオーケストラ部、という舞台装置を最大限に活かし、作品全体を甘酸っぱい青春が貫いている。名作。
-
0
11100位 ?
トラウマ的な過去を持つ天才ヴァイオリン少年に、魅力的なヒロイン、熱く温かい恩師、そしてオーケストラ部、という舞台装置を最大限に活かし、作品全体を甘酸っぱい青春が貫いている。名作。
主人公とヒロイン同志が真面目なキャラクターで、両者のすれ違いに焦点が当てられていると感じた。面白い。
女性から男性に対しての「オトコってしょうがねぇなぁ〜」という、大きな愛に男は生かされているんだな、としみじみ感じた。「悪さしながら男なら、粋で優しいバカでいろ」という、ある歌の歌詞を思い出した。ちなみに、本作の「虫が帰ってきました〜♪」は名言(笑)
中年サラリーマンの心のヒダにスッと入っていく、ヒロインの透明感のある美しさが見どころ。今後の展開に期待。
東北の雪景色と、復讐のシナリオ、ヒロインの妖艶さが混じり合い、独特の世界観を展開している。じっくりと読み進めたくなる。
男の腹黒さと、女の短絡的な浅はかさが好対照。お互いに内面では相手よりも優位に立っており、相手を「利用している」と思っているが、その実、実は深く相手に依存している。案外お似合いの夫婦?
よくある不倫ものとは違い、相手に対する愛がある状況で、お互いの心を揺さぶる相手がそれぞれ登場するところが、惹き込まれるポイント。回を追うごとに、どのように進んでいくのか、それが夫婦の救済策になるのか、楽しみである。
ロック=不良、という価値観はもはや過去のものになりつつあるが、それでも「尖りたい」「現状からの脱皮」といった性質は、いつの時代のロックにも健在である。この物語においても、タバコや恋愛、そしてロックと、背伸びをしてみたい女のコの心に訴える要素が詰まっている。もしかしたら、一番の読者層は、実際にはごく穏やかな女子達かもしれない。そうした向きが憧れる要素が詰まっている。
くだらない言葉遊びや、毛ネタなど、わかりやすいギャグ漫画の王道であり、直感的に楽しめる作品。ストーリーについてあれこれ考えずに没頭できる。
いわゆる「高校デビュー」ものだが、わかりやすいストーリーで主人公の「成り上がり」具合を読者も一緒に体験できる。性格の違う二人が組む、バディものとしての楽しさもある。ドラマ化の大成功も、素材の良さがあってこそ。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
青のオーケストラ