5.0
絵は大好きなのですが。
この作者の作品世界が、ちょっと怖くて苦手だったのですが。
何作か見てる内にやっと慣れてきました。
というか、ハマりそうで怖い。やはり「怖い」ことに変わりない。
-
0
1224位 ?
この作者の作品世界が、ちょっと怖くて苦手だったのですが。
何作か見てる内にやっと慣れてきました。
というか、ハマりそうで怖い。やはり「怖い」ことに変わりない。
細かいもの好きの人なら、男女問わず「ミニチュア作家」は憧れの職業だと思います!
主人公は、そのシュミと実益を兼ねた職業にのめり込むが故に、
友達付き合い、男女づきあいなどのコミュニケーションが苦手です。
でも外交的な妹の声掛けをきっかけに変わっていきます。
インドア派と、アウトドア派って紙一重の違いだと思います。
私自身も室内でモノを作るのが好きだけど、外の情報がモノづくりの栄養になってるので。
そんな人にとってのバランスの大事さを感じる作品。
私自身も子供の頃に、酷いイジメを受けた経験があります。
イジメた側に対して「死んでしまえ」と高校生ぐらいまで本気で思っていました。
その後は、もっと大事なことで、考えることがイッパイあったので、いわゆる恨みの気持ちは消えました。
しかし、「いじめられた事実」というのは、一生消えないでしょうね。
主人公も、いじめられた経験を持ち、その我が子が、「いじめる側」になってしまった、という
ありえない?現実に直面します。感情的にならずに、どうやって子供を指導していくか。
大事なテーマを取り扱った作品です。
昨今のヤクザではない、半グレが関わる事件の闇の部分をかなり
細かく取材されて。組織の底辺の視点で描かれた作品。興味深いです。
なお、この作品中の犯罪手口は、実在のものを脚色して書いたものなので、
「真似しないように!」ではなく、
「防犯に役立ててください!」と書いてあるのが、前向きで凄いとおもいました。
思いきや。
結構早い段階で、流血シーンが。
しかし、嫌じゃない。
謎の剣の達人。かなりぶっ飛んでるけど。根は優しい?
純な魂を感じました。現代的にいえば、サイコパスっぽい所が
あるかもしれないけど。
ギリギリの命の瀬戸際を感じた者同士に通じる「絆」を感じました。
作者さんは、よく「この状態」から復活した。
えらいとおもう!
このことに気付かなければ、老後はゴミ屋敷に独居決定になってしまう。
なんか、読んでいて、自分の「若い頃」を思い出してしまった。
もう自分はいい歳なので、モノを捨てられるようになったけど、
自分の居場所まで狭めてしまうのは、ほんとうに大変。
本書にも、「友達が来る」というのが、片づける一つのきっかけになると書いてあるけど、
それも、同性じゃダメなのよね。
「異性の友人が来る!」という前提でないと、気合を入れて片づける気にならない。
自分も、毎回そのつもりで片づけるようにしたら、だいぶ片付くようになりました。
動物好きの友人に、カレー沢さんのことを教えてもらいました!
「人は、いかに生きるべきか?」という壮大なテーマが見え隠れします。
それが、たとえ猫が主人公であってもです!
大真面目にふざけた内容を描かせたら、天下一品です。大好きです!!
この話はいい!絵もいい。
私達は、想像することで物事をも創造している。
実は目の前の現実も、全て自分が想像〈妄想〉したもの。
なんと、自分の好きになる相手までも!
私もそのことに気付いてしまった人間のひとりです。
「妄想」侮るべからず。
そういう意味では、この主人公に対して感情移入以上の、
「これって、私のことじゃん?」状態になります。
大変すばらしい作品をありがとうございます!
温暖化のほうが、まやかしだった。
この作品のような世界が来るかもしれない。
アテになるのは自らの五感だけ。
そんな世界の方が、時間や金、場所に拘らず自由に
生きていけるのかもしれないと、感じた。
アニメを観てるみたいで、楽しいですね。^^*
桜の出てくるシーンでは、色があったらいいなぁ、と
白黒のページを観てる時に思ってました。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
岸辺露伴は動かない