4.0
人間が描かれている
と、思いました。
ベタと感じるほど王道な展開で、人間関係にご都合のよさを感じる部分もあったけれど、
兎に角、主人公に限らずいろんな人の様々な思いを丁寧に描いていて、特に、辛さ、苦しさ、強さ…重い感情に比重が大きくて何となくそこに文学的な要素も感じたり。
そしてそれらにまっすぐ向き合う鹿子ちゃんという存在の光。
恋愛にとどまらず絆という言葉が浮かぶ終盤…最後はどんな風に終わるのだろう。
個人的には七星君に幸せになってほしい、というか、もっともっと見ていたいステキな人だなぁって思いました。
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