4.0
まるで同級生のヒロインかのような愛らしいルックスを備えた毒親・清子のトンデモ行動により、主人公の日常が崩れて行くお話。
トーン無し、すべて描きこみのこの作品は、モノローグも一切なく、心理描写は画で勝負されています。見せ場は惜しむことなく見開きで、清子さんその顔サイコパス。
この作家さん、面白いけどなんとなく肌に合わず実はそんなに好きではないのですが、ここへ来て底力を見せつけられた気がして評価は高くせざる得ません。
血の轍ーボブディランのアルバムからでしょうかね。結末はまだ読めないです。
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血の轍