5.0
怖いもの見たさなサイコホラー的な
誰が為の、タイトルの言葉か。
数話目にして、タイトルの重さに、この世界の重さに、
精神を押しつぶされそうです。
私はけっこう自由に生きてるけど、
昭和前半生まれに育てられた昭和後半生まれとしては、
平成中期生まれの子がほぼ手を離れた身としては、
非常に身につまされるバックグラウンド…。
昭和終わり頃生まれの世代以降に、さて伝わるのか。
また同年代以降の男性に、どれだけダイレクトに伝わってくれるのか。
亭主関白がまるで男のステータスだった時代の、人達にも読んでもらいたい。
男には男の事情ももちろんあるんだけどね。それこそ身を粉にして働いて。
そして、今後、家庭を持っていくだろう年代以下にも、
言外にある苦労をしっかり知って、本質を理解してほしい。
上辺の、その下の苦しみの、その奥の「生活の本質」を。
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真綿の檻