5.0
かんっぜんに、主上にバレてます壬氏さん。「妃に召し上げようか」とかめっちゃおちょくられてますやん。しかも、本気度まで試されてる。
「ならば、お前が連れて行くか。」ってことは、壬氏にはお付きとしてではなく、廟に立ち入る資格があるということか。
- 4
225位 ?
かんっぜんに、主上にバレてます壬氏さん。「妃に召し上げようか」とかめっちゃおちょくられてますやん。しかも、本気度まで試されてる。
「ならば、お前が連れて行くか。」ってことは、壬氏にはお付きとしてではなく、廟に立ち入る資格があるということか。
選択の廟を守る老師は「『王母の子』ではない」主上を馬鹿にしているようにしか見えない。
そして羅門との関係も気になる。ただの仲良しならそれに越したことはないが、追放にも関わってたりするのかな?
そして、壬氏のあの表情はやはり自分の本当の立場を知っているのか?自分の意思とは無関係に、お付きとしてではなく、廟に入ることがあったかもしれない(若しくはあるかもしれない)ことについて考えている?
勝手な推測だが、壬氏はその立場から逃れたがっている。それなのによもや自分がこの廟に立ち入ることがあろうとはって感じ?
主上がなぜ二人をお付きに選んだのかも気になるところです。
後宮というところは、本当に周りは敵ばかり。そういうところで生きていくのは大変だろうな…
本来なら信用できるはずの血縁者でさえも、狂わせるほど国母とは魅力的か…。身の危険も比例して高くなるのに、権力とは不思議だ。まぁ後宮に身を置く限り、最高位に登り詰めたいという人間がいるのは当然か。そんなにいいものとも思えんが。
梨花妃もなかなか辛いな…東宮を亡くし、血縁者にも裏切られる。それでもあの状況下で杏の気持ちを理解して守るんだな。本当に器が大きい。才覚の差か…
そして、至る所に張り巡らされているように思える無数の罠。誰も彼もが怪しく見えてこわくて仕方ない。
既に寵愛を受けている二人の妃よりも先に東宮を産み無事に育てなければいけない立場の人達がいるんだね。
はぁ〜久々にこういう壬氏と猫猫のからみを見た気がする…幸せ。
特使を前にしたあの状況ではいくら強く手を握られてもさすがの猫猫も拒めない。
ひと仕事(?)終えて「ああもう、まだ髪が濡れているぞっ!」と不機嫌全開で、高順に促された猫猫に髪を拭いてもらっている壬氏…完全に素やし。猫猫の前では何も気にせず素でいられるんやな。どんどん信頼関係が増しているのがとにかく嬉しい。
「傾国」とのギャップに萌える…
子翠にとってはジャスミン茶なんて珍しくない。てことは、キャラバンがやってきた地方か商人と関わりがあるということでは?
ホント、何が故意で何が偶然なのか、どこからどこまでが?いやいや、どんどん恐ろしくなっていくんですけど。
子翠…蘇りの薬の女官、翠苓じゃなかったっけ?名前似てないですか?
虫の絵を描いてはいるが、その実、あちこちをうろついて後宮内の地図でも作っているのでは?
子猫だってどこから来たのか…もう怪しいことばかりに思えてこわい。子翠の無邪気さが余計に不気味…
蘇りの薬の女官も背が高かったですね…何かちょっと気になる。
それよか、「猫好きによると、何を考えているのか分からないところがいいようで」からのジンシが可愛すぎて…こっちの猫じゃないよ〜顔赤いよ〜
子猫にメロメロのみなさんに癒やされる。
あんな壁の上から簡単に抱えて下りられて、まさか何も思うところがないわけじゃあるまい?ジンシは前回命を救われたときのことを思い出しているというのに…ムード!ムードっちゅうもんがね…もーそりゃ頭突きされるって。笑!
ジンシは「本当のことを言えないのは、もどかしい」ってさ。ムフフ…
両親は、お互いにすれ違って深く傷ついて(傷付けて)しまったけど、本当に愛し合っていたんですね。猫猫もそれは知っていたわけですね。なかなか理解はできなかったかもしれないけど。
羅漢がジンシに妓女の価値を落とすには?の話をしているときには、そんな風には微塵も感じられなかったけど、こういうことだったのかと。
人生とは運命とは、と考えずにいられない。
そして、前話(爪紅)の羅漢の目には叔父貴(羅門)の顔はコマにしか見えていないが、猫猫は羅門の顔が見えていると思っている。これってつまり、羅漢にとって最強のコマ(に見える人物)は羅門しかいないということなのかな。
羅門が認める羅漢もそれに並ぶコマだろうことは推測できるが、羅漢自身は自分が何のコマなのかわからないわけで…
ただ、実父の直感力と養父の洞察力を受け継いでいるであろう猫猫、最強なのでは?
己の鋭い勘だけに頼らず、その根拠を追い求める猫猫の姿勢から、羅門をどれほど尊敬しているのかわかりますね。
ようやく羅漢と猫猫の関係がハッキリしましたね。
両親とも囲碁将棋に長けていれば、そりゃあその子供も当然切れ者なわけだ。
羅漢に人の見分けが付かないという致命的な欠点があるとは思いませんでしたが。それでも、周りのほとんどはそのことに気づいてないというのが、この羅漢の凄いところか。
ただの変人なのか、そう思わせておいた方が都合もいいけど。単に誰にも何にも興味がない、それだけのような気がする。だから、鳳仙と猫猫の顔だけはちゃんとわかるんだ。
羅漢が負けてくれると踏んでいる猫猫と、負けるために敢えて酒を飲む下戸の羅漢。複雑な感情はあるでしょうが、親子の情はちゃんとあるんですよね。
猫猫もちゃんと介抱してるし。
事情を知らぬジンシが、勝負の行方を案じているのがたまらなくかわいい。本当にこの人は魅力的だなぁ。
薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳
101話
第四十三話 選択の廟[後編] -1