5.0
所詮この世ははきだめだというのなら 僕は誰かの鶴になりたい
誰か1人でいい たった一瞬でもいいから はきだめでも生きていく価値がある そう思わせるような
胸をえぐられる台詞…
あれだけの目に遭いながら、それでも誰かの希望になれたらと思える螢は本当に強い。
だから人を惹きつけるんだろうけど。
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所詮この世ははきだめだというのなら 僕は誰かの鶴になりたい
誰か1人でいい たった一瞬でもいいから はきだめでも生きていく価値がある そう思わせるような
胸をえぐられる台詞…
あれだけの目に遭いながら、それでも誰かの希望になれたらと思える螢は本当に強い。
だから人を惹きつけるんだろうけど。
「あの人との思い出があれば、一生、生きていけると思っていた」「でもそう簡単じゃない、それだけで生きるには、人生は長すぎる」
「何もなくなってやっと、歳を取って衰えていく自分自身を怖がらずにいられる」
めちゃくちゃ深い。未だかつてこんなに刺さる台詞にはなかった。
人を愛すること、諦めること、絶望。その先にある妙な静けさ。まるで荒波を超えた先のベタ凪のような。悟りの境地…かな。
キスして、手握ってって、隼太に素直に甘える螢がかわいい。
想像を絶する深い傷を心とからだに負っているであろう螢を救える程の愛情ってすごいな。準太よく頑張りました!
カラダで落として自分のものにしたつもりが、まさかの相手と精神的に繋がってると嫉妬に狂うわな。
自分以外の誰かに向けられる感情(友情なんだけどね)が許せないって、ものすごい執着心。
普段はほとんど本音を表に出さない刈野と久世が、感情を抑えきれず嫉妬心剥き出しにしてるのがたまらん。結局どんな手段を使ってでも自分だけのものにしたいんやもんな。スカしとるけど、刈野も久世もこの時点で既にどんだけ梓とあつむが好きなんやって。笑
「この家 駅から遠くなりました?」を大前が言うとめちゃくちゃ刺さる。
「どうして俺の局部を罵倒するんですか」で笑ってしまい、桐生の口の悪さとエロさのギャップにやられる。
はぁぁぁ桐生かわいい…
相手に執着しすぎるとなぜか目の前の相手の言葉が耳にも心にも届かなくなって、勝手にこういう思考に陥って不安になるという不思議…リアルやなぁ〜って思います!
うおっめっちゃいいとこで分割されとるぅーーー!
そこはスラッと読みたかったぞい。
才川の独占欲丸出しのとこ。
やんごとなき方=壬氏とは思わなかっただろうけど、結果的に猫猫グッジョブ!
そしてあの場で猫猫を中に入れるために待ち伏せしてたであろう父羅漢、さすがの読みだ。
怪我を負った猫猫の顔に触れる壬氏の表情がたまらん…
羅漢が養子にとって家の管理を任せている甥御って誰だろう?妙に気になる。
もう登場してたりするのかな…
壬氏が猫猫の部屋を訪ねて来ても、気まずくて出れずにいたら「開けたくないなら、開けなくてもいい。」と壬氏に言われたときの猫猫の表情!拒絶してるとは思われたくないってことだよな。
扉を挟んでだけど、背中合わせで話してる姿…グッと来るね…グッと来た。(2回言ってしまった。笑)
猫猫がね、自分からね、背中合わせにね…(皆さん同じもの読んでるんだから知っとるわな。笑)成長したし、素直になってきた。もー泣きそう。
「実際、たまがあるかないかの違いだ。」「別に見るわけじゃないし。」と思っている猫猫。(いや、見るかもしれんやろ!てか見るよ?きっと!!あ。そうじゃなくて、)壬氏が牛黄を渡そうと扉を開けたら珍しく猫猫がビクついてる。ほら、意識しちゃってるやんか。もう『壬氏=宦官=男じゃない=安全』ではないとわかってる。今までの自分への態度が単なるからかいじゃなかったってことも。
ただ、「私にとって、壬氏さまは壬氏さまです」という猫猫のことばは壬氏にはこの上ないことばだったやろなぁ。身分でも容姿でもなく自分という人間を受け入れてくれる相手がいるというのは人生で最も幸せなことなのかもしれない。
そのうち、牛黄やら熊胆やら冬虫夏草がなくても、興味本位でもなく「壬氏のため」に自発的に色んなことやりたくなるんじゃないかなー。
猫猫、壬氏は本当に色んな意味で男前だねぇ。あの状況で指先が触れてもそれ以上何もせんとか…まぁまだ何か言いたいことがあったみたいやったもんな。でも猫猫聞いちゃいねえ!聞いたれよ!笑
ふたりなら上手く補完しあえそうやし、頼むから幸せになってくれー!
はきだめと鶴
018話
scene 6(4)