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原作となっている林真理子氏の小説も読んだことがありますが、原作の面白さ、良さが損なわれず作者らしさも出ており、読み応えのある作品になっていると思います。他人にどう思われるかではなく、自分がどうしたいか、を考えるハルコさんの逞しいパーソナリティは爽快です。
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10239位 ?
原作となっている林真理子氏の小説も読んだことがありますが、原作の面白さ、良さが損なわれず作者らしさも出ており、読み応えのある作品になっていると思います。他人にどう思われるかではなく、自分がどうしたいか、を考えるハルコさんの逞しいパーソナリティは爽快です。
いわゆる男子版ビリギャル的な下克上物語ってかんじなんですが、主人公がアラサーでいまいち人生うまくいってない感じもよく表現されてて共感できました。怒られないように何もおかしくないのについ愛想笑いしちゃう主人公。毒親、特に娘と母親は、まあまあよくあることなんだろうけれど、愛情と支配をはき違えている母親にイライラしました。
言いたいことを言い過ぎてしまう親父と、言わな過ぎてしまうパパ、対照的な父親二人と子供達の共同生活を描いたストーリー。親には親の、子供には子供の言い分があるよなー、と思いながら、不器用だけど愛情深い父親、頑張ってほしい。
いくえみ綾さん、大好きなので読みました。
主人公は、自分に甘くて、いらいらするヘタレバーテンダー。でも意地悪な性格ではなく、甘え上手そこそこイケメン。こういう男性について惹かれてしまう女性もいるんだろうなー。
痩せているのが美しいという思いに取り憑かれた摂食障害、完全に病気。酷くなる前から過食していたり、精神的にかなり病んでいるのが気になりました。デブで図々しくても自己評価高く、明るくやっている方がマシだと思いました。デブな子の方はもう少し謙虚に自分を見てほしいですけれど。
いくら印象が変わってても学生時代に、しかもまあまあきちんと?付き合っていた人のことに気付かない、とかあり得るのかなと思いました。ちょっと強引な設定に感じました。主人公はオトナになり仕事も責任感を持ってやっていてすごく素敵だと思いました。
親の収入で子供の人生の大部分が左右されることは確かなんですが、裕福?でも轢き逃げする母親とかあり得ないですね。しかもよその子供に現金渡して口止めとか、、、人間性を疑います。なぜか裕福な家の子供は素直に賢く育っているようで、ふしぎでした。
ナンバーワンになるほどのキャバ嬢なら、会社員でも成功するのでは??という違和感はありましたが、まっすぐで一生懸命なヒロインに読み進めるうちに引き込まれてしまいました。お金持ち逃げしちゃう彼氏は理由があるにしろひどい。
働いているアラサー以上の女性なら共感できる場面のあるマンガだと思います。ただワーカホリック、かつブラックな職場で、ひと昔前の時代設定に思いました。業界によってはまだこんな感じが普通なのでしょうか。またストーリーとは関係ないのですが、同じコマを数回繰り返す場面がありましたが、少し違和感がありました。これはこの作者はよくやる手法なんでしょうか。絵は綺麗でした。
本編の主人公職場の後輩華ちゃん23歳のスピンオフ。主人公目線で見ていると、若くて可愛くて、図々しい子、という印象しかありませんでしたが、華ちゃん本人目線だと自分の現状を理解して、精一杯頑張っていて、好感を持ってしまいました。若さだけが価値だと思うとこれから先が辛いけど、婚活市場での価値を冷静に見ているあたりは華ちゃんの姉より賢いのかもしれないなと思いました。
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ハイパーミディ 中島ハルコ