5.0
短く美しい短編
最初は不穏な展開でどうなることか?陰湿で気が重くなるような展開だと嫌だな。。。と思っていたのだけど。
蓋を開けてみたら、実は思い合っているのに運命のタイミングが合わなくてすれ違いを長く続けた話。
結末は分かっていても、短い美しい旋律のように読み進められる。
お互いがお互いのことを諦めなくて良かった。
友人達の恋愛話もアクセント。
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3511位 ?
最初は不穏な展開でどうなることか?陰湿で気が重くなるような展開だと嫌だな。。。と思っていたのだけど。
蓋を開けてみたら、実は思い合っているのに運命のタイミングが合わなくてすれ違いを長く続けた話。
結末は分かっていても、短い美しい旋律のように読み進められる。
お互いがお互いのことを諦めなくて良かった。
友人達の恋愛話もアクセント。
レイチェルとノアの夫婦になる話。そこにレイチェルの親友であり、ノアの姉である病身のアリシアが挟まっている。
主人公のレイチェルは自分の夫(ノア)への愛情を押し殺し、義姉のアリシアの介護に献身することに生きがいを見出している。
愛情に自信のない彼女視点で話は進むので、ノアの方の心情の変化に彼女が全然気が付かないところが歯痒いポイント。
おそらくだけどノアはもう半分以上レイチェルに心を持って行かれている。いや、100%近いかも。
病身の姉の美しさと、秘密を共有する同士でありながらも手を取り合って一緒に生きているレイチェルの美しさとは別。
レイチェル相手の方がノアは素が出てる。
逆にレイチェルは自分の魅力に気が付かなすぎ。
こういう契約結婚ネタにありがちだけど、愛されないと言う思い込みから自分の心を閉ざしすぎて、怖い。
これ以上はもう辛いかな。
早くノアが行動に移してくれると良いな。心からの2人の笑顔が見たいよ。
今後はオースティン(ノアの兄)が登場するようなので、新展開を希望。とても楽しみ。
ゲーム要素の喧嘩ものかぁ〜。。。どうせ中2病満載だよね。
…と思いきや!このパワーと疾走感、すごく面白い。
主人公はちょっと力の抜けたくらいの、いわゆる普通の子。
学校での厳しい状況から抜け出そうと、少〜しづつスーパーパワーを身につけていく。
本当はさっさと喧嘩なんて終わりにして平和に暮らしたいのに、泣きながらクエストの指示通り強敵達に立ち向かって行く。
スーパーパワーには意味不明なものも多く、これ一体何の役に立つんだろ??と主人公共々思いながら読ませる愉しさがある。
テンポが良くサクサクと(本人の意に反して)成り上がって行く主人公。
ギャグ要素とアクションの筋立てが上手くマッチしてて、読みやすい。
使い古された感のある男装庶民の女の子と金持ちイケメンお坊ちゃんのネタ。
何の気なしに読み始めたけど、あれれ?
何か惹きつけられませんか?これ
先は見えてる。予定調和もいいとこ。
転生みたいな奇想天外な不穏ネタも無いし、特にすーっごく素敵なカレカノとかでも無い。
なのに何で先が読みたくなるんだろう?
これからはどうなるのかな。と思える作品。
凡庸に収まり切らずに、でも王道でお互いに出会えた幸せを描き切ってほしい。
今泉くんの掴みどころの無いキャラに、松子がとっとと掴まれているところが良い。
だけど、進展自体はとてもゆっくり。
お互い別な人と付き合ったりもして、その相手も悪くは無い。
別に悪役も出てこないし、松子目線で物語は淡々と進む。
その過程で、この作品のもう一つの魅力的な側面である日本酒の紹介がふんだんに盛り込まれる。
本当に好きな人とのお酒はきっと美味しいだろうなーと思える作品。
世の中には繋がるべき縁とそうで無いものがあるように、自然と松子と今泉くんは収まるところに収まる。
正直ホッとした〜。
やっぱり脇役は脇役、当て馬だもん。
アダルトは全然と言ってもいいくらい無いけど、心は大人が読むべき漫画
ドラマチックでロマンチック。
主役の2人の心情の変化がきちんと書かれているので、切なさが胸に迫る。
絵もとても上手く、細部に渡る豪華さや臨場感が伝わってくる。
特に公爵はかっこいい。
(ルシア自体はちょっと目が大きすぎでないかい?)
ルシアの転生にまつわる謎と公爵の血筋にまつわる謎が、まだまだ手付かずで未解決なのが辛い。
そのために、お互い想い合っているのに嘘でフタをして歯がゆい状態となっている。
もう舞台設計は成ったのだから次シーズンは一気にお互いなら手を取り合って解決に向かっていくことを望む。
ダミアンのエピソードも、とても良いと思う
淡々としているがバトルや人情などがてんこ盛りなのが斬新。
キャラの熱度も低く現代的な口調なのに、魔法世界のファンタジーをどっぷりと楽しめるところが、この漫画の技。
フリーレンの過去と現在がオーバーラップしており、その際に出てくるどの登場人物も素晴らしい。
魔族だの世直しだのはともかく、フリーレンには最終的に恋愛とは何かを理解しヒンメルと結婚して欲しいなぁと心からハッピーエンドを望む作品。
完結が待たれるが、完結しなくても名作。さすが。
とってもとってもとーっても強いガミン君、16歳。
でも何故か勉強ができない。
進学した底辺高のユソン工業高校で大学進学を目指すも、周りはヤンキー達ばかりで先生達もやる気がなく、勉強する環境にない。
でも僕は勉強したいんだーーー!!の一年で仲間を集め始めたガミン君。
その過程で、仲間を助けるために巻き込まれる形でワル達と闘いを繰り広げていく。
圧倒的に強く、あっという間に学校の喧嘩トップに立つガミン君。周りの不良達は色めき立つけど、どこ吹く風のガミン君の志は常に大学進学!
そこが面白い。
飄々として優しく穏やかな性質のガミン君は、圧倒的に強い男の子であり、正義を守っていく。
ガミン君の武力ではなく中身に惹かれた友達も沢山でき、これからユソン工高を変えることができるのか??
先が楽しみです
話がテンポよく、高校生君達も仲良く強くカッコいい。
時々加わる大人達の事情に奥行きがありつつも、猫が良い味出して陰惨さを中和している。
バトル物って一本調子で飽きることも多いけど、こちらは次がどうなるんだろう?と思わせる
主人公の男の子の個性が可愛らしく、皆んなに好かれる。
扱いとしてはヒロイン枠なのかなー。
私は大人なので、天音さんとカイドさんが出てくると素敵だなと思って読んでます。
ヒロインが見事。聡明で有能、稀に見る人格者でありながら温かさと可愛さも兼ね備えている。
冒頭に人生を狂わせるような目に遭い周囲の心無い偏見の目に容赦なく晒されるが、自身を失わず出来る限りの努力をし、夫や使用人達の信頼と尊敬を勝ち得ていく。
リアルな人生でも言えることだけど、このように例え逆境に立たされていたとしても、腐らず折れず自分の花を咲かせることのできる人が結果として大成する。
身分ではなく人としてステージの高いヒロインには相応の相手役が相応しく、最終的にそのような結末になったのもポイントが高い。
彼の人生もまた周囲から浮いていたが、そもそも凡人とは格が違うのだから低い方に合わせる必要もない。
理想があり努力することで運を引き寄せ、ヒロインと同じく大成していく。
舞台は昔風であるけれど、自分の足で立ち頭で考え、品格を持って生きることの大切さを教えてくれる良作。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
遠回り~それでも好きになっていいですか?~【フルカラー版】