りゅんにゃんこさんの投稿一覧

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評価1 6% 3
21 - 30件目/全42件
  1. 評価:4.000 4.0

    結局どうなるのか

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    夫の浮気疑惑の真相があきらかになった今、いったいどうなっていくのか。先を知りたいと思って読み進めたけれど、夫サイドの話になりまだ先結果はわからずじまい。嫌われたくなくて嘘をつく、自分より劣っている人のほうが幸せなのが許せない、みんなそれぞれの感情で動いていて、結果的に人を傷つけた。修羅場、ですね。望んだわけではないけれど、結果うまくいかなくなることもあるし、暴いてやるぞと意気込んで暴いた結果、自分が傷つくこともある。
    意外にも旦那さんに同情している自分がいます。文ちゃんに笑ってほしいな。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    ついに完結しましたね!

    このお話は人間が暮らす世界と魔族が暮らす世界が、完全に断絶しているところから始まりました。魔族には人間の生贄を捧げなくてはならない、その取り決めを守るために矢面に立たされたのはヒロインのサリフィ。サリフィが魔族の生贄になり、魔族の世界へ足を踏み入れ、王様と恋をします。沢山の試練がありました。人間は魔族にとって排除すべき対象です。でもサリフィと触れ合ったひとたちはみんな少しずつ心を開き、優しい気持ちがたくさん見られました。ひとつひとつ乗り越えるたびに強くなり、それでも優しさを失わず、まっすぐ自分の意思を貫くサリフィと王様の姿をみていっぱい涙が出ました。
    個性あふれるキャラクターたち、本当に好きです。アミト姫、可愛い。
    最初は魔族だらけのお話でちゃんと読めるかなと心配でしたが、最後までしっかり楽しく読めました。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    最終話まで

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    読みました。最終話までのことを書いてますので、序盤しか読んでいない方にはネタバレになります。


    伏線のすべてが回収され、世界のシステムそのものとの闘い、ニケの奪還、もろもろ含めてよかったです。途中、長すぎてダレましたが、タイトルの「それでも」の部分は共感できました。
    この世界は高度な文明が破壊された後の話で、私たちの世界とはかなり異なる世界のシステムです。高度な技術と魔法が混在した世界。でも人間は変わらない。良いも悪いもいる、そして立ち上がる強さがある。リビの成長はニケを中心にたくさんの人たちに支えられて得たもので、だからこそニケが帰ってきたのだなぁと思ました。悪霊ちゃんも会いたくてたまらない人に会えて、本当に良かった…もう一度じっくり読もうかと思います。
    ニケ。おかえりなさい。

    • 4
  4. 評価:5.000 5.0

    100人いれば100通り

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    この話を読んで思ったこと、人は本当にいろいろな顔を持っているということ。生きるというのは綺麗ごとではないのだということ。不思議な気持ちになる。
    死役所とは、死後の世界のお役所手続きをするところ。死因によって課が分かれ、死後どの道に進むのかを示されるところだ。感動的な話もあれば自業自得だよ、と吐き捨てたくなるようなやつもいる。様々な人生を読めるのは楽しかった。ところでお役人達は一体どのような人たちなのかーーそれは皆「死けいされた人」ということ。彼らもまた想像を絶する世界に立ち、法の下でこの世を去った。彼らの人生を垣間見られるのは時々だが、とても興味深かった。私たちの死後にもこんな世界が待っているのか?そればかりは死んでみないとわからない。その時が来るまで、私は人にやさしく生きていこうと思いました。続きも楽しみです。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    結果的によかった

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    最初は苗床かのこという女の子の考え方が理解できず、あまり面白みを感じなかったのですが、後半はずいぶんと先回りして色々考えて動いているのだなぁと思いました。椿くんのびっくりするくらいわかりやすいアピールに気づかなかったのは、かのこちゃんがいつまでたっても恋愛ごとを面倒だと片付けてしまうのと、本当に自己評価が低すぎてそこまで考えが及ばないから。彼女の今までの生い立ちがそうさせてしまったのかもしれませんが、ようやく「変化」を受け入れられるようになって一層魅力的になりました。今まで一人だった子が友達との楽しみを知り、その関係性を壊すのを怖がるのは当たり前ですよね。勇気を出して一歩を踏み出せたのはやはり友達と椿くんの存在が大きいのだなと感じました。私としては会長・矢吹くんがかなり好きだったので惜しい気持ちもあります…。でも彼もかのこちゃんと出会い、また変化していきました。人は変化を恐れずにいくと一段も二段も階段を昇って魅力的な人間になる。と、ちょっと大げさかもしれませんがそう感じました。
    長い長い紆余曲折、楽しく読ませていただきました!

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    逃げ道があっていいね

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    まだ途中までしか読んでいませんが、言葉を飲み込みすぎる夫婦だなと思いました。
    子供のこと、こんな状態では産むことなんて夢のまた夢。子供ができれば夫婦として何かがうまく変わっていくかもしれない、と考えるのはやめてほしい。
    夫のたけのりは真面目で仕事を頑張っているのは良いとして、バツイチ女のパンチラにグッとくるのはいかがなものだろうか…。またそれを意図的に行う女もバカなのではなかろうか…。あのワンシーンだけでなんだかアホくさくなりました。
    ずいぶんすれ違っているような感じですけど、好きだという気持ちだけで続けていけるかな。早めの離婚と新たなパートナーとの新生活に希望を持ったほうが良いのでは?時間は有限。踏ん切りはつくだろうか。先が楽しみ。

    • 3
  7. 評価:5.000 5.0

    考えさせられる

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    大学院の研究室で学ぶシュバルツさんこと朝比奈元子は、榊教授が好き。榊教授は60代、シュバちゃんは20代。非常に年の離れた相手にシュバちゃんは恋をしました。

    年の差とは時に残酷なもので、この話も例外ではありません。


    最後はやはり「老い」が重くのし掛かる。同じ年代の人よりも、はるかに「死」が近い。教授の最期を見届けるのは、きっと本当に辛かっただろうな。シュバちゃんだけではない。教授を心から尊敬している教授の助手、田中さんも葛藤の日々を送っただろうな。「このまま時がとまったらいい」という言葉にグッときました。

    難しい年の差。それでも、自自分達が後悔しない生き方を選んだ。その姿に、私はとても憧れる。きっと私には出来ないから。

    • 7
  8. 評価:5.000 5.0

    とても読みがいがある

    田村先生の作品を久しぶりに読みました。
    いつも響く言葉を作品に乗せて、私はいつも揺さぶられる。
    主人公の大学生、整くん。彼は常々思うことをさらさらと口にする。その言葉に同調したり、そういう見方もあるかと気付かされたり、本当に読んでいて楽しい。文字もかなりありますが、ぜひ読み飛ばさずにじっくり読んで欲しい。次の配信も楽しみです。

    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

    うーん?

    タイトルが…なんだか合っていないような?気がします。今さらなんの~とありすが、また貴族の世界に飛び込んだのは自分では?と。
    絵はきれいかもしれませんが、表情が乏しいです。なので感情がいまいち読めないです。ストーリーはうーん…ちょっとよくわからないです。面白い展開が待ってるかなと思って読み進めたけど、あまりワクワクしませんでした。
    転生もの、多いですね。好きですから増えるのは構わないし色々読みたい。でもこれはもう購入しないです。
    違うサイトで、ヒロインの縦ロールがハチミツをすくうやつに見えてしまうとあり、私にもそう見えてしまう(笑)髪型にやや古くささを感じます。

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  10. 評価:5.000 5.0

    泣ける…名作

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    厳しい時代を生き抜き、駆け抜けた少女更紗。双子の兄タタラは時代を変える英雄として奉られる。が、兄は首をはねられ殺されてしまった。皆が英雄の死に絶望した時更紗は兄タタラに扮して立ち上がる!
    物語の始まりはこんな感じです。
    更紗は女の子という事を隠してがむしゃらに敵に立ち向かう。旅先で出会った男、朱里に少しずつ惹かれ、やがてお互いを意識しあう。その時だけは更紗を名乗るところが、実に初々しく可愛らしい。
    激しく辛い旅の中で出会いもあり、葛藤もあり、惹き付けられて読むのを止められませんでした。
    個人的に揚羽が大好きです。たくさんたくさん涙しました。かなり前の作品ですが、未だに色褪せません。ぜひ読んで、作品の中に入り込んでほしいです。

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