目の前に縁壱がいたら、もしかしたら楽しくなかったかも知れない。でも、人は人、自分は自分よね。
恥を捨ててしまっていた自分が、侍ではなくなったことに気づいた、己の醜さに愕然とした瞬間、命を永らえることを辞めた。六つ 目さん、かわいそうな鬼だわ。
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目の前に縁壱がいたら、もしかしたら楽しくなかったかも知れない。でも、人は人、自分は自分よね。
恥を捨ててしまっていた自分が、侍ではなくなったことに気づいた、己の醜さに愕然とした瞬間、命を永らえることを辞めた。六つ 目さん、かわいそうな鬼だわ。
縁壱さんの立っている場所が、途方も無く高く見えるとしたら、自分が地べたを這いずっている気持ちになっただろう。六つ目さんは自分が醜いという自覚があるようだ。弟を倒せなかった自分は勝ち続けるしかない、、、その心に変化が。弟の言った言葉に共感して、目の前にいる優れた者達を認めて、安心したのだ。
長い長い旅だったねぇ。
縁壱さん、その剣技、老いて尚衰えず!しかし寿命が尽きた。赤い月の夜。
お労しやと声をかけられた意味が、400年経過しても理解出来ないのか。男の嫉妬は女の嫉妬よりも真っ黒けなのだ。
時透少年の高潔さよ!彼の決意が攻撃をまとめ、玄弥の放つ銃弾がとどめを刺す、はず!
鬼滅の刃では家族への愛や責任ある人の心意気に涙するけどキャラがみんな凄まじすぎて共感出来ないんですよね。圧倒されてしまうばかりで。その中で玄弥の弱い自分を己で鼓舞する姿は凡人にも理解出来ます。玄弥くん、あんた十二分に凄いよ、強いよ!優しくていい子だよ!
いやーいくら強くても、剣士としての技を保存出来るとかいう理由で鬼にはなれないわ。だって、目が六つだし、武器も目玉だらけだし。進化した形状も不気味だし。
こんな姿になってまで鬼になっていられんなぁ。
玄弥も実弥にぃちゃんも、時透少年も、命がもう持たないくらいの負傷をしている。それでも闘う。鬼殺隊は立派だわ。煉獄さんと同じだわ。そして行冥さんは、洞察力に 優れていて素晴らしい。
行冥、強い!鎖も強い!六つ目、 、 、なぜこんないい剣士が鬼になったのかのう。
不死川実弥、命知らずー!!鬼殺隊に入る前から鬼を殺していたって?稀血のおかげとは言え。親方様はそんな凶暴な彼の心を優しく撫でていく。人徳!
おにぃちゃあああん!泣けた!実弥はいい子!玄弥、良かったね。呼吸を使わないで鬼と戦うのは、本当に大変だと思う。六つ目、容赦ない。
鬼滅の刃
193話
第176話 侍