おかえりなさい。生家に帰ってきた炭治郎とねずこちゃん。地域の人達の心遣いで、家の中は綺麗にされていた。
家族の遺体は隠の方々が埋葬してくださったのだろうか。恐らく、ある程度の清掃もしてくれたのだろう。そのままにしておくのはしのびない。
ただ、二人がこの家に帰ってくるとは誰も思っていなかったろうから、急遽、産屋敷家が報せて、三郎じいさん達が設えてくれたのだろう。
善逸先輩は絶対出て行かないんだろうな、一生。うん。イノスケくんも仮に所帯を持っても近くに住むんだろうな。山育ちだし。長生き出来なくても、倖せに穏やかに暮らして欲しい。
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鬼滅の刃
222話
第204話 鬼のいない世界(2)